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事業承継 経営問題の1つとして認識しているが
『何から手をつけていいか分からない』とお考えの事業所代表の方へ!!
事業承継 ことはじめ( No.4040 ) 2025年1月12日
日本経営管理協会
中小企業活性化支援協議会
M&Aスペシャリスト 荒蒔 良和
本日のエッセンス
《 合併 》
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こんにちは、荒蒔です。
昨日も引き続き
昨年お世話になった各社様へ
年始挨拶にお邪魔させて頂きました。
(急遽、リスケとなった2社様に対し
あらためて、伺わせていただいた次第です)
年始ご多用のところと拝察し
これまで同様、できるだけ
『短時間での挨拶』
を心がけ
限られた時間ながらも、今年1年間の
挨拶をさせていただくべく、駆け回りました(笑)。
その後、埼玉県川越市へ…
一昨年末に、およそ2年ぶりとなる
打合せをさせていただいた
広島県に本社を擁する
中堅運送事業者様の営業統括役員である
K氏との打合せに臨みました。
(先日(1月9日)打合せを行わせて
頂きましたが、急遽の、再打合せとなりました)
K氏から、関東一都三県における
某エリアに位置する
会社あるいは事業の買収を考えている…
との、お声がけを受けての
先日に続いての、昨日の打合せ。
物流・運送業界における
『2024年問題』
は、今や、物流・運送業界のみならず
荷主企業・消費者も一丸となって
取り組むべき社会課題となっています。
こうした中、働き方改革関連法の
適用猶予期間が終了してから、10カ月目…
多くの企業で、時間外労働の削減や
労務管理の面で準備が進められ
各々の事業者なりの対応が行われた一方で
●今後のモニタリング、さらには
それを受けての対応を
どのように行うべきかが分からない
●他の企業は、どう
自社の形に落とし込んだのか知りたい
●2024年4月以降の、物流・運送業界の実態や
現場で課題となっていることを把握したい
という事業者も多いなど
取急ぎ、それなりの対応はしたものの…
といった状況が散見されるのが偽らざる現状です。
一方で、かつては
『2024年4月』
を、早くも見通し
2019年12月、中国は武漢にて発した
新型コロナウイルス感染拡大が本格化した頃から
当社においては、物流・運送業界における
M&A支援が増加し始めましたが
この
『2024年問題』
が視野に入ってきた頃から、同業界における
M&A支援件数も、うなぎのぼりの様相を呈しました。
そうした意味で、同問題は、当社にとっても
引き続き、非常に、関心が高いテーマです。
本内容をも、あらためて
意見交換・情報交換させて頂いた上で
先日の打合せにて、伺った条件に基づき
洗い出した
『売却希望案件』
情報を共有させていただきながら
議論の深堀りをさせていただきました。
加えて、上記
『2024年問題』
をも鑑み、新たな切り口での課題提起…
会社あるいは事業の買収とは
異なった視点となりますが
いずれも、同中堅運送事業者様の
【企業価値の向上】
につながるテーマ…
これまでの議論から
埼玉県内よりは、群馬県内の方が
効果が期待できるのでは…
との“逆提案”をいただき
議論を開始させて頂いたことを
継続しての、昨日の打合せ。
引き続き、膝を交え、じっくりと
意見交換・情報交換させていただきました。
【合併とは】
『合併』とは、複数の会社がひとつの会社になることです。
会社法では
(1)吸収合併
(2)新設合併
があります。
吸収合併は
合併する複数の会社の内の1社が存続して
他の会社を吸収する方式です。
一方、新設合併とは
新しい会社を作って、合併する複数の会社が
新会社に吸収される方式です。
合併では、吸収合併を利用するのが普通です。
その理由は、新設合併の場合
新会社はあらためて登記をしなければならなかったり
許認可が必要な業種では
新しく許認可を取り直さなければならなかったりと
事務手続き上の煩わしさがあるからです。
【合併のメリットとデメリット】
合併のメリットとしてまず挙げられるのが
事業規模の拡大です。
また2つの会社が合併すれば
管理部門にかかる経費や店舗数の削減により
管理部門や事業部門にかかる
経費のカットが可能になります。
さらに合併によって
得意分野を相互活用すれば
顧客に提供できる商品やサービスの幅や質を
高めることができます。
一方、企業風土が余りにも
異なる会社同士が合併すると
経営陣や従業員の間に派閥争いが起こり
現場が混乱して、事業遂行に支障が出るおそれが
あります。
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編 集 後 記
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今日は
『合併』
について考えました。
明日は
『合併の種類』
について見ていきます。
次回も、ぜひご期待ください!!
日本経営管理協会
中小企業活性化支援協議会
M&Aスペシャリスト 荒蒔 良和
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本日のポイント
●合併のメリット・デメリットを
しっかりとおさえておく必要があります。
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