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デイリーメルマガ【事業承継ことはじめ(2024年10月18日)】

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 事業承継   経営問題の1つとして認識しているが
  『何から手をつけていいか分からない』とお考えの事業所代表の方へ!!


 事業承継 ことはじめ( No.3954 )  2024年10月18日

          日本経営管理協会
          中小企業活性化支援協議会
          M&Aスペシャリスト      荒蒔 良和


     本日のエッセンス
      《 株式の払込みと手続き 》

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 こんにちは、荒蒔です。

 昨日は、埼玉県さいたま市へ…(笑)

 午前中に、Web会議を2件。

 Web会議は、新型コロナウイルス感染拡大が
 小康状態となった今にあっても、世の中的な動き…

 当社におきましても例外ではなく、Web会議が
 『顔を合わせ、額を突き合わせて』
 行う打合せに変わり
 徐々に『市民権』を得てきました(笑)。

 もちろん、打合せを行うとなれば
 その前には、資料の事前確認や
 打合せシミュレーション

 また終わった後には『議事メモ』の展開など

 Web会議と言えども段取りは必要ですが、やはり
 『往復の移動時間がない』
 といった状況は違います…

 そういった意味で、昨今の時間の使い方は
 目に見えて、変わってくるようになりました。

 その後、千葉県は、千葉市美浜区へ…
 CEATEC2024(※)に出かけました。
 (https://www.ceatec.com/ja/)

 (※) Combined Exhibition
      of Advanced Technologies
 
 CEATECは、毎年10月に
 幕張メッセ(最寄駅:JR海浜幕張駅)で開催される

 アジア最大級の規模を誇る
 IT技術とエレクトロニクスの国際展示会…

 『定点観測』の場として、毎年、活用させて頂いています!!

 今年の開催趣旨は

  経済発展と社会課題の解決を両立する
   「Society 5.0」
  の実現を目指し

  あらゆる産業・業種の
   人と技術・情報が集い、「共創」によって未来を描く

 キーワードは…AI。

 加えて、ここ数年のキーフレーズである
  『Society5.0(超スマート社会)の実現』

 現代社会は、目覚ましい技術変革の真っ只中にあります。

 IoTやAIなどによって起こった『第4次産業革命』…

 車の自動運転化、工場の無人生産ライン化
 社会インフラの高度化
 スマートな流通や物流、ITを活用したオフィスのスマート化
 AIを活用した金融サービス、スマート農業

 などの進展により、便利で
 安心・快適な社会の到来が志向されています。

 あらゆるモノがネットワークでつながる時代を迎え
 IT・エレクトロニクス技術の活用分野は
 既存分野にとどまらず

 モビリティや交通インフラ、金融、セキュリティ
 電力システム、流通・物流、医療・介護・ヘルスケア
 教育、社会インフラ、観光、農業
 
 など、あらゆる産業分野に広がりつつあります。

 一方で、働き方改革や少子高齢化に伴う
 労働人口の減少、あるいは地方の過疎化といった
 社会状況の変化も

 あらゆる分野で、スマート化へのニーズを
 高めているのではないかと考えます。

 今年のCEATECは、まさに、こうした状況を
 具現化したようなイメージ…

 あらゆる産業分野のパビリオンが立ち並び
 
 米国、カナダ、EU、UAEなどといった
 海外からの出展も多く

 加えて、大学からも出展…
 (見学者も、大学生はもとより、高校生も数多く
 例年のCEATECとは、また違った様相を呈していました)

 未来に、拡がりと(世代を超えた)つながりを
 強く感じた展示でした!!

 一方で、JR海浜幕張駅界隈は

 前職時代に、事業所があった関係で
 打合せに、足しげく通った街…

 駅からCEATEC会場までの
 往復の道のりを

 懐かしい光景を楽しみながら

 不思議な“郷愁”に包まれた
 一日となりました。




 【払込みを証する書面を準備する】

 公証人に定款を認証してもらった後
 発起人は、設立時に発行する株式をすべて
 引き受けます。

 この株式の引受けが終わると
 発起人は、株式の代金を払い込みます。

 その際、払い込んだことを証明するために
 発起人が作成した払込証明書に
 払込金が振り込まれた銀行の
 預金通帳の写しを合綴したものを準備します。

 払込みが完了し
 払込みがあったことを証明する書面を
 『設立登記申請書』に添付して
 所轄の登記所(法務局)に提出します。

 会社設立登記後
 株式の払込みをした株主については
 会社は『株主名簿』を作成し
 原則として本店(本社)に
 備え付けます。
 
 【株式の払込手続】

 公証役場で定款の認証を受けたら
 今度は、会社を代表する発起人の個人の銀行口座に
 それぞれの発起人が
 引き受けた株式数に見合った出資金(資本金)を
 それぞれ全額、振り込みます。

 払込手続きに必要な書類は、以下2つ
 (1)払込みのあったことを証する書面
    (登記所に届ける印鑑を要押印)
 (2)預金通帳のコピー
 です。

 以上2つの書類を合わせて綴じ
 登記所に届ける印鑑で
 契印(各ページの継ぎ目に押印)
 します。

 入金は、定款作成日の後に行います。
 (定款作成日前の日付の通帳に
 資本金に相当する残高があっても
 登記受理されません)

 なお以上の手続きは
 発起設立を想定しています。

 募集設立の場合は
 (1)株式引受人の募集
 (2)引受人の決定
 (3)引受人の払込み
 といった手続きが必要です。 
 
 ---------------------
           編 集 後 記
 ---------------------

 今日は
  『株式の払込みと手続き』
 について考えました。

 明日は
  『取締役や監査役の選任』
 について見ていきます。 
  
 次回も、ぜひご期待ください!!

 日本経営管理協会
 中小企業活性化支援協議会
 M&Aスペシャリスト      荒蒔 良和

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本日のポイント

 ●株式の払込みは、会社の資本となる重要なものです。

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