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事業承継 経営問題の1つとして認識しているが
『何から手をつけていいか分からない』とお考えの事業所代表の方へ!!
事業承継 ことはじめ( No.4524 ) 2026年5月11日
日本経営管理協会
中小企業活性化支援協議会
M&Aスペシャリスト 荒蒔 良和
本日のエッセンス
《 発起設立と募集設立 》
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こんにちは、荒蒔です。
一昨日に引き続き
昨日も、神奈川県秦野市へ…
ある精密プレス加工事業者 様との
事業承継に関する
集中検討会(2日目)に臨みました。
(一昨日は、そのまま同市内に滞在し
同事業者代表者様をはじめとする関係各位と
『オフモード』
にて、議論を重ねさせていただきました)
精密プレス加工事業を取り巻く環境は
大きな転換期にあります。
主力需要先である自動車業界では
EV化や軽量化の進展に伴い
モーターコアや高張力鋼板部品など
高精度加工への需要が拡大しています。
また、半導体・電子機器分野でも
小型化・高機能化を背景に
微細加工技術の重要性が高まっています。
一方で、業界では
熟練技術者の不足や技能継承
人件費上昇が深刻化し
自動化・DX化への投資が
急務となっています。
さらに、中国やASEAN企業との
価格競争も激化しており
国内企業には
高付加価値化や短納期対応
品質差別化が求められています。
こうした状況をもふまえての
一昨日に引き続いての、打合せ。
役員クラスで、候補がいないこともないが
技術一筋で来たメンバーばかりで
『社長』
として舵取りを行っていくには
経営全般にわたっての
教育が必要ではないかとのこと。
まずは
『親族外承継(従業員)』
で考えたいが、状況によっては
『売却(第三者承継)』
も視野に入れておられるとのこと。
昨日は、2日目ということで
一昨日、整理させていただいた
同事業者様の現状をふまえた
強み・弱みなどを
あらためて共有させていただいた上で
あくまで、一般的な従業員承継について
事例を挙げながら
一通り説明させていただき
意見交換・情報交換を
継続検討させていただきました。
【発起設立・募集設立とは?】
株式会社の設立方法には
☆発起設立
☆募集設立
があります。
『発起設立』では
会社設立の企画者である発起人が
設立の際に発行する株式のすべてを引き受け
会社設立後に株主となります。
これに対して『募集設立』とは
発起人は、設立の際に発行する株式の
一部を引き受けるだけで
残りの株式については
外部に対して引受人の募集を行います。
そして、この募集に応じた株式引受人が
発起人と共に
会社設立時の株主となります。
【発起設立と募集設立の手続き】
会社設立のためには
☆出資者となる株主の確定
☆出資による会社財産の形成
が必要です。
そして、株主の確定として
まず株式の引受けが必要です。
発起設立の場合
発起人が全部の株式を引き受け
出資額全額の払込みをします。
一方、募集設立の場合には
発起人が最低1株ずつを引き受けて
出資を履行し
他に株主となる人を募集する必要があります。
募集設立の場合には
このように出資が履行された後
創立総会が招集されます。
創立総会は、設立中の会社の議決機関で
発起人を含めた株式引受人から構成されます。
これは、設立後の会社においては
株主総会にあたるものです。
(株式引受人は、会社が成立すると同時に
株主となります)
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編 集 後 記
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新シリーズ
『株式会社の設立手続き』
の3回目
『発起設立と募集設立』
について考えました。
明日は、いよいよ
『株式会社の設立手続き』
について見ていきます。
次回も、ぜひご期待ください!!
日本経営管理協会
中小企業活性化支援協議会
M&Aスペシャリスト 荒蒔 良和
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本日のポイント
●『発起設立』あるいは『募集設立』によって
株式会社を設立し
会社の実体形成ならびに
法人格を取得することが必要です。
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