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事業承継 経営問題の1つとして認識しているが
『何から手をつけていいか分からない』とお考えの事業所代表の方へ!!
事業承継 ことはじめ( No.3320 ) 2023年1月22日
日本経営管理協会
中小企業活性化支援協議会
M&Aスペシャリスト 荒蒔 良和
本日のエッセンス
《 合併 》
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こんにちは、荒蒔です。
昨日は、埼玉県さいたま市へ…(笑)
Web会議を2件。
新型コロナウイルス感染拡大が
いまなお続く中にあって、いまや世の中的な動き…
当社におきましても例外ではなく、Web会議が
『顔を合わせ、額を突き合わせて』
行う打合せに変わり
徐々に『市民権』を得てきました(笑)。
もちろん、打合せを行うとなれば
その前には、資料の事前確認や
打合せシミュレーション
また終わった後には『議事メモ』の展開など
Web会議と言えども段取りは必要ですが、やはり
『往復の移動時間がない』
といった状況は違います…
そういった意味で、昨今の時間の使い方は
目に見えて、変わってくるようになりました。
その内 1件は、先日
【基本合意書(※1)】
の締結に漕ぎ着けた
事業者代表者様同士のトップ面談(※2)…
(※1)最終契約の締結に至る前の
協議の途中で締結される、いくつかの
基本的な事項について定めたもの。
最終的な合意を定めるものではないため
取引内容に関する合意がなされていた
としても、それは、その時点に
おける『仮の合意事項』になる。
一般的には、締結時点で想定している
ストラクチャー(M&Aの手法)
対象・対価・役職員の処遇等の基本的な条件
支払いのタイミングや
デューデリジェンスなどに関するスケジュール
デューデリジェンスの協力義務
独占交渉権、秘密保持義務
費用負担・裁判管轄・準拠法などの
一般条項が盛り込まれる。
(※2)M&Aプロセスにおいて
両社の意思決定者が初めて顔を合わせる場。
相手の人柄や企業のビジネスについて
理解を深め、課題や疑問点の解消を目的として
実施される。
本件、昨年の9月末、当方が
ファシリテーター(司会進行)役を
務めさせていただいたトップ面談の後
約3カ月にわたり、“手を変え、品を変え”
議論、調査報告などを繰返し
ようやく基本合意の“場”に漕ぎ着けたもの…
本件のプレイヤーは、売却側・買収側ともに
教育関連の事業者様…
当社はこれまでも、協力会社である
合同会社 経営参与と共に
京都を拠点とした近畿3府県を中心に
ビジネス活動を展開させて頂いておりますが
その一環として、“お隣り”の中部圏
愛知県名古屋市に支社を置く
売却ご希望の事業者様からお声がけいただきました。
(同事業者様の本社は、東京都です)
関東圏および関西圏へのリソース集中を
ご志向される同事業者様とは
M&Aを駆使した
『企業付加価値の向上』
について、これまで議論させて頂いてきました。
昨日は、基本合意書締結まで漕ぎ着けた後の
2回目のトップ面談ということもあって
Web会議ではありましたが、突っ込んだ
意見交換・情報交換を展開…
今後のスケジュールを確認した上で
昨日の打合せは終了とさせていただきました。
【合併とは】
『合併』とは、複数の会社がひとつの会社になることです。
会社法では
(1)吸収合併
(2)新設合併
があります。
吸収合併は
合併する複数の会社の内の1社が存続して
他の会社を吸収する方式です。
一方、新設合併とは
新しい会社を作って、合併する複数の会社が
新会社に吸収される方式です。
合併では、吸収合併を利用するのが普通です。
その理由は、新設合併の場合
新会社はあらためて登記をしなければならなかったり
許認可が必要な業種では
新しく許認可を取り直さなければならなかったりと
事務手続き上の煩わしさがあるからです。
【合併のメリットとデメリット】
合併のメリットとしてまず挙げられるのが
事業規模の拡大です。
また2つの会社が合併すれば
管理部門にかかる経費や店舗数の削減により
管理部門や事業部門にかかる
経費のカットが可能になります。
さらに合併によって
得意分野を相互活用すれば
顧客に提供できる商品やサービスの幅や質を
高めることができます。
一方、企業風土が余りにも
異なる会社同士が合併すると
経営陣や従業員の間に派閥争いが起こり
現場が混乱して、事業遂行に支障が出るおそれが
あります。
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編 集 後 記
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今日は
『合併』
について考えました。
明日は
『合併の種類』
について見ていきます。
次回も、ぜひご期待ください!!
日本経営管理協会
中小企業活性化支援協議会
M&Aスペシャリスト 荒蒔 良和
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本日のポイント
●合併のメリット・デメリットを
しっかりとおさえておく必要があります。
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