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デイリーメルマガ【事業承継ことはじめ(2024年12月6日)】

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 事業承継   経営問題の1つとして認識しているが
  『何から手をつけていいか分からない』とお考えの事業所代表の方へ!!


 事業承継 ことはじめ( No.4003 )  2024年12月6日

          日本経営管理協会
          中小企業活性化支援協議会
          M&Aスペシャリスト      荒蒔 良和


     本日のエッセンス
      《 取締役に課せられる罰則 》

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 こんにちは、荒蒔です。

 昨日は、埼玉県さいたま市へ…(笑)

 Web会議を1件。

 その前後、朝イチおよびWeb会議の
 後で移動し、リアルな打合せを2件。 
 
 Web会議は、新型コロナウイルス感染拡大が
 小康状態となった今にあっても、世の中的な動き…

 当社におきましても例外ではなく、Web会議が
 『顔を合わせ、額を突き合わせて』
 行う打合せに変わり
 徐々に『市民権』を得てきました(笑)。

 もちろん、打合せを行うとなれば
 その前には、資料の事前確認や
 打合せシミュレーション

 また終わった後には『議事メモ』の展開など

 Web会議と言えども段取りは必要ですが、やはり
 『往復の移動時間がない』
 といった状況は違います…

 そういった意味で、昨今の時間の使い方は
 目に見えて、変わってくるようになりました。

 そのリアルな打合せ2件の内1件は

 さいたま市内に戻り
 ある工業デザイン事業者様との
 打合せに臨みました。

 旧大宮市時代に遡ること、45年前…

 地域に根差した
 クリエイティブな会社を目指して
 同事業者様は創立されました。

 今や、工業デザインを中心とする
 ヒット商品開発・パッケージデザインでの
 売上向上

 ブランディングの成功

 そして、高水準の
 カスタマーサービスを
 提供される事業者様にまで成長…

 お客様企業も、世界十数カ国まで拡大…
 
  『ケータイ』
 から
  『スーパーコンピュータ』
 まで、トータル デザインプロデュース
 されておられます。

 こうした過程の中で、組織も拡大…

 2つの子会社を擁する
 グループ企業にまで成長されましたが

 一方で、先のコロナ禍を
 きっかけとして

 業務運営の非効率性が
 目立ち始めるようになられたとのこと。

 こうしたことを背景とし

 当該子会社2社を売却し
 全体としての業務効率性を
 追求していきたいということで

 当社に、お声がけいただいた次第です。

 先日は、初打合せということもあり
 当該子会社2社の
 業務概要を伺うところから開始し

 経営理念、経営方針といった
 同社の『根っこ』を
 代表者様と、協議・共有させていただきました。

 また、その上で
 同社の強み・弱みについて
 
 情報交換・意見交換を
 続けさせていただく中で

  『売却候補』
   (当該子会社2社の買収に
     名乗りを上げそうな事業者様)
 を探り

 さらに、貸借対照表を中心とした
 財務内容を確認させていただき
 
  『頭の中での企業概要書』
 を完成させていただきました。

 その後
  『買収候補』
 としての

 事業者様探しを
 させていただきましたが

 結果、4社様が

 当社ビジネスパートナーからの
 お声がけによって浮上…

 同事業者代表者様とは
 こうした状況を

 取急ぎ、メールレベルで
 共有させていただきましたが

 昨日は、こうした状況を
 あらためて確認させて頂いた上で

 同事業者代表者様の
 ご意向を伺い

 今後の進め方について
 意見交換させていただきました。




 【どのような罰則規定があるのか?】

 違法な行為を罰する法律として刑法がありますが
 会社法では特に、会社の健全性を守るため
 違法な行為を行った役員らに対して
 刑罰を科するものとしています。

 会社法が定める罰則の主なものは
 以下のように分けることができます。

 (1)取締役らの背信行為
   ●取締役らの特別背任罪
   ●代表社債権者らの特別背任罪

 (2)会社財産に対する罪
   ●会社財産を危うくする罪
   ●預合の罪

 (3)株式などに関する罪
   ●虚偽文書行使等の罪
   ●株式の超過発行の罪

 (4)汚職・不正な利益供与の罪
   ●取締役らの贈収賄罪
   ●株主らの権利行使に関する贈収賄罪 
   ●株主の権利行使に関する利益供与罪
  
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           編 集 後 記
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 今日は
  『取締役に課せられる罰則』
 について考えました。

 明日からは新シリーズ
  『株式事務と株主総会召集手続き』
 その1回目として
  『株式と株主の関係』
 について見ていきます。
   
 次回も、ぜひご期待ください!!

 日本経営管理協会
 中小企業活性化支援協議会
 M&Aスペシャリスト      荒蒔 良和

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本日のポイント

 ●取締役に課せられる罰則として
   刑法とは別に、会社法にも罰則の定めがあります。

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