日本語 English 中文
Create tomorrow

デイリーメルマガ【事業承継ことはじめ(2023年11月3日)】

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 事業承継   経営問題の1つとして認識しているが
  『何から手をつけていいか分からない』とお考えの事業所代表の方へ!!


 事業承継 ことはじめ( No.3604 )  2023年11月3日

          日本経営管理協会
          中小企業活性化支援協議会
          M&Aスペシャリスト      荒蒔 良和


     本日のエッセンス
      《 企業防衛の基本 》

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 こんにちは、荒蒔です。

 昨日は、埼玉県さいたま市へ…(笑)

 Web会議を2件。
 その後、移動して、リアルな打合せを1件。 

 Web会議は、新型コロナウイルス感染拡大が
 小康状態となった今にあっても、世の中的な動き…

 当社におきましても例外ではなく、Web会議が
 『顔を合わせ、額を突き合わせて』
 行う打合せに変わり
 徐々に『市民権』を得てきました(笑)。

 もちろん、打合せを行うとなれば
 その前には、資料の事前確認や
 打合せシミュレーション

 また終わった後には『議事メモ』の展開など

 Web会議と言えども段取りは必要ですが、やはり
 『往復の移動時間がない』
 といった状況は違います…

 そういった意味で、昨今の時間の使い方は
 目に見えて、変わってくるようになりました。

 その内 1件は
 三重県度会郡度会町に『出張』。

 度会町商工会様主催の『創業塾(Zoom)』
 4回シリーズの最終回にて、講師を務めさせて頂きました。

 昨日のテーマは
  【事業計画を再確認し、外部に向けて発信する】

 お一人あたりの持ち時間5分の中で

 (1)あなたの志(創業の動機)は何でしょうか。
 (2)あなたは、どのような
    商売(あきない)をやりたいでしょうか。
 (3)あなたのお客様は誰でしょうか。
 (4)あなたのお客様は、あなたに
    どのようなことを期待していますか。
 (5)あなたは、そうしたお客様の期待に対し
    どのような商品・サービスで応えますか。

 の5つの切り口から、出席者お一人おひとりずつ

 これまでのセミナーの集大成として
 策定いただいた創業計画書を熱く(!!)
 プレゼンテーションしていただきました。

 (本来の創業計画という観点からすれば
   『数値計画』
   『や資金計画(自己資金や借入金、資金繰り)』
   『外部環境分析』
 といった項目は必須ですが、この後、個別に
 追記いただくことを前提として、昨日は進めました)




 【企業防衛策のあれこれ】

 自社にとって好ましくない人や組織による
 会社の買収のことを
 『敵対的買収』といいます。

 敵対的買収の対象となった場合を想定し
 これを防ぐための防衛策を施しておく
 必要があります。

 企業防衛策の代表的なものは『ポイズン・ピル』
 毒薬条項ともよばれるもので
 定款に一定の条項を記載しておく防衛策です。

 買収者にとって、株式の魅力を下げるような措置を
 会社が取れるよう
 あらかじめ特別な規定をを定款に
 設けておくわけです。

 ポイズン・ピルには
 さまざまなバリエーションがありますが
 代表的なものとして以下のような方法があります。

 【新株予約権を使う方法】

 買収を仕掛けられたときに
 新株予約権を行使して
 買収者の持株比率を下げるような条項を
 定めておく方法です。

 買収者の持株比率を減らして
 会社の支配権を獲得するのに必要な株数を
 取得できないようにして
 買収をあきらめさせようというものです。

 【取得条項付株式を使う方法】

 『取得条項付株式』とは
 会社に一定の事由が生じたときに
 その株式を、会社が取得できる株式のことです。

 この株式を発行するためには
 あらかじめ定款で定めておく必要があります。

 買収が仕掛けられたときに
 買収者が取得した株式を
 会社が取得できるようにしておけるので
 敵対的買収に対する防衛策にすることができます。

 【全部取得条項付種類株式を使う方法】

 『全部取得条項付種類株式』とは
 株主総会の決議によって
 会社が、その種類の株式の全部を
 取得できる株式のことです。 

 この株式を発行するためには
 あらかじめ定款で定めておく必要があります。

 買収が仕掛けられたとき
 臨時株主総会を招集し、株主総会決議をすれば
 買収者が取得した種類株式の全部を
 会社が取得できるので
 敵対的買収に対する防衛策にすることができます。

 ---------------------
           編 集 後 記
 ---------------------

 今日から新シリーズ
  『事業再編の基礎知識』

 その1回目として
  『企業防衛の基本』
 について考えました。

 明日は新シリーズの2回目
  『M&A』
 について見ていきます。

 次回も、ぜひご期待ください!!

 日本経営管理協会
 中小企業活性化支援協議会
 M&Aスペシャリスト      荒蒔 良和

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

本日のポイント

 ●企業防衛の基本は
   あの手この手で、敵対的買収を食い止めることです。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

          事業承継 ことはじめ

--------------------------------

   発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/

   ●メールアドレスの変更は次のURLをクリックしてください!!

    ⇒ http://www.mag2.com/m/0001625653.html

   ●バックナンバー閲覧は次のURLをクリックしてください!!

    ⇒ http://www.mag2.com/m/0001625653.html

   ●購読停止は次のURLをクリックしてください!!

    ⇒ http://www.mag2.com/m/0001625653.html

--------------------------------

     合同会社ポイントガード

    公式ホームページ ⇒ https://pointguard.co.jp/

  フェイスブック  ⇒ www.facebook.com/aramaki.pointguard

--------------------------------

     事業承継は、単に一企業だけの問題ではありません。 国の経済
     力を維持し、雇用を守るために重要な経営活動です。

     ポイントガードはお約束します!
     貴社の暖簾を、貴方と共に、次世代へ伝えることを!!

     ポイントガードはお約束します!
     貴方の事業承継を、貴方と共に、真っ向から取り組むことを!!

     伝えます! 貴社の暖簾を 次世代に!!

     合同会社ポイントガードです!!

--------------------------------

     ☆一貫したサポート
       事業承継に特化し、戦略検討から計画実行支援まで、一貫した
       サポートを提供します!!

     ☆一本化したサポート
       問合せ窓口を一本化、ブツ切り対応ではない、トータルでの
       サポートを提供します!!

--------------------------------

     ★事業承継の戦略検討サポート
       -現状の把握-
       -課題の把握-
       -対策の立案-
       -事業承継方針の決定-

     ★事業承継計画の作成サポート

     ★事業承継計画の実行サポート

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Translate »