日本語 English 中文
Create tomorrow

デイリーメルマガ【事業承継ことはじめ(2022年12月11日)】

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 事業承継 - 経営問題の1つとして認識しているが
  『何から手をつけていいか分からない』とお考えの事業所代表の方へ!!

--------------------------------

 事業承継 ことはじめ( No.3278 )  2022年12月11日
 
          日本経営管理協会
          中小企業活性化支援協議会
          M&Aスペシャリスト      荒蒔 良和

--------------------------------

     本日のエッセンス
      ~ 財源規制 ~

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 こんにちは、荒蒔です。

 昨日は、埼玉県さいたま市へ…(笑)

 Web会議を2件。

 新型コロナウイルス感染拡大が
 いまなお続く中にあって、いまや世の中的な動き…

 当社におきましても例外ではなく、Web会議が
 『顔を合わせ、額を突き合わせて』
 行う打合せに変わり
 徐々に『市民権』を得てきました(笑)。

 もちろん、打合せを行うとなれば
 その前には、資料の事前確認や
 打合せシミュレーション

 また終わった後には『議事メモ』の展開など

 Web会議と言えども段取りは必要ですが、やはり
 『往復の移動時間がない』
 といった状況は違います…

 そういった意味で、昨今の時間の使い方は
 目に見えて、変わってくるようになりました。 

 その後、同じ さいたま市内を移動し
 地元 大宮氷川神社で行われる
 【十日市】
 に出掛けてきました。

 十日市は、武蔵一宮氷川神社で
 開催される酉の市(※)…

 神社境内や参道周辺に、縁起物の熊手や
 食べ物などの露店が約200店ほど立ち並び

 福を望む多くの人々で夜遅くまで賑わいます。

 (※)酉の市
   本来は、11月の酉の日に行われる、各地の
   鷲(おおとり)神社(大鳥神社)の祭りのこと。

   氷川神社の十日市は、大鳥神社と
   関係ありませんが、神社の略記では
   『酉の市』と記載されています。

 十日市は、曜日に関係なく、毎年12月10日
 同神社最大の神事『大湯祭(だいとうさい)』に合わせ
 10日に日が変わる、午前0時から、24時間にわたり
 行なわれています。
 (今年は午前0時~午前1時と午前6時~午後10時)

 参道を中心に、長さ1キロ以上にわたって
 露店がびっしり立ち並ぶ、大宮の冬の風物詩…

 境内の熊手を販売する露店では
 商売繁盛を願い、熊手を購入した客へ

 威勢のよい「手締め」の声と
 拍手の音でにぎわいを見せるのが恒例となっています。

 コロナ禍で、境内の熊手を販売する店は
 ようやく、昨年から再開…

 そして今年から
 飲食を伴う、氷川参道での露店出店も再開…

 何となく毎年出掛けていた
 【十日市】
 でしたが(笑)

 今年は、コロナ禍前以上の人出ではないか
 と感じられるほどの活気と賑わい…

 あちこちで繰り広げられる
 「手締め」の中

 行き交う人々の表情も
 心なしか明るく見え

 来年こそ、良い年にしたい…

 そのような想いを感じた、今年の十日市でした。 




 

 【財源規制とは?】

 『財源規制』とは
 株主に対する剰余金(利益)の配当や
 自己株式の取得に関して限度が設定されています。

 無制限に、剰余金の配当や
 自己株式の取得ができるということになれば
 会社財産が食いものにされ
 債権の回収を期待する会社債権者の利益を
 損ないます。

 そのため、剰余金の配当や
 自己株式の取得をする場合には
 このような財源規制がなされています。

 【剰余金の配当とは?】

 会社があげた利益を株主に分配することを
 『剰余金の配当』といいます。

 会社は、営利を目的とする法人です。

 『営利』とは、単に会社自身が
 事業活動を通じて利益をあげることを
 意味するだけではなく
 あげた利益を、出資者に分配することを
 意味します。

 この出資者への分配が
 剰余金の配当ということになります。

 『剰余金』というのは
 会社の純資産額から、会社に留保しなければならない
 資本金や準備金などを差し引いた額のことです。

 剰余金の配当は、株主総会の普通決議で
 いつでも行うことができます。

 また取締役会設置会社では
 定款で定めれば、1事業年度の途中で1回に限り
 取締役会の決議で
 剰余金の配当をすることができます。

 これを『中間配当』といいます。

 剰余金の配当は
 分配可能額を超えて行うことはできません。

 分配可能額とは
 剰余金の額から自己株式の帳簿価額などを
 差し引いた額のことです。

 仮に、無制限に剰余金の配当ができるとすれば
 会社財産が不当に流出、
 会社債権者の利益を害する危険が発生します。

 【利益供与行為とは?】 

 『利益供与行為』とは、株主の権利行使について
 会社や子会社の計算で、会社が財産上の利益を
 株主に与えることです。

 例えば、株主総会で
 経営陣の責任を追及しようとしている
 株主がいる時
 会社がその株主にお金を与えて
 だまらせるというような場合がこれにあたります。

 このような行為は、会社の経営をゆがめるだけでなく
 会社財産を食いものにするものでもあるので
 禁止されており、罰則も用意されています。

      
 ---------------------
           編 集 後 記
 ---------------------

 今日は『財源規制』
 について考えました。

 明日は
 『役員の責任免除』
 のついて見ていきます。

 次回も、ぜひご期待ください!!

 日本経営管理協会
 中小企業活性化支援協議会
 M&Aスペシャリスト      荒蒔 良和

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

本日のポイント

 ●株主に対する剰余金の配当や
  自己株式の取得に関して、限度が設定されています。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

              事業承継 ことはじめ

--------------------------------

       発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/

   ●メールアドレスの変更は次のURLをクリックしてください!!

    ⇒ http://www.mag2.com/m/0001625653.html

   ●バックナンバー閲覧は次のURLをクリックしてください!!

    ⇒ http://www.mag2.com/m/0001625653.html

   ●購読停止は次のURLをクリックしてください!!

    ⇒ http://www.mag2.com/m/0001625653.html

--------------------------------

    合同会社ポイントガード

     公式ホームページ ⇒ http://事業承継.jp.net/

        フェイスブック  ⇒ www.facebook.com/aramaki.pointguard

--------------------------------

     事業承継は、単に一企業だけの問題ではありません。 国の経済
     力を維持し、雇用を守るために重要な経営活動です。

     ポイントガードはお約束します!
     貴社の暖簾を、貴方と共に、次世代へ伝えることを!!

     ポイントガードはお約束します!
     貴方の事業承継を、貴方と共に、真っ向から取り組むことを!!

     伝えます! 貴社の暖簾を 次世代に!!

    合同会社ポイントガードです!!

--------------------------------

     ☆一貫したサポート
       事業承継に特化し、戦略検討から計画実行支援まで、一貫した
       サポートを提供します!!

     ☆一本化したサポート
       問合せ窓口を一本化、ブツ切り対応ではない、トータルでの
       サポートを提供します!!

--------------------------------

      ★事業承継の戦略検討サポート
        -現状の把握-
        -課題の把握-
        -対策の立案-
        -事業承継方針の決定-

      ★事業承継計画の作成サポート

      ★事業承継計画の実行サポート

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Translate »