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デイリーメルマガ【事業承継ことはじめ(2025 年8月2日)】

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 事業承継   経営問題の1つとして認識しているが
  『何から手をつけていいか分からない』とお考えの事業所代表の方へ!!


 事業承継 ことはじめ( No.4242 )  2025年8月2日

          日本経営管理協会
          中小企業活性化支援協議会
          M&Aスペシャリスト      荒蒔 良和


     本日のエッセンス
      《 株式の払込みと手続き 》

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 こんにちは、荒蒔です。

 昨日は、埼玉県さいたま市へ…(笑)

 Web会議を2件。

 その間をぬって、移動し
 リアルな打合せを1件。

 Web会議は、新型コロナウイルス感染拡大が
 小康状態となった今にあっても、世の中的な動き…

 当社におきましても例外ではなく、Web会議が
 『顔を合わせ、額を突き合わせて』
 行う打合せに変わり
 徐々に『市民権』を得てきました(笑)。

 もちろん、打合せを行うとなれば
 その前には、資料の事前確認や
 打合せシミュレーション

 また終わった後には『議事メモ』の展開など

 Web会議と言えども段取りは必要ですが、やはり
 『往復の移動時間がない』
 といった状況は違います…

 そういった意味で、昨今の時間の使い方は
 目に見えて、変わってくるようになりました。

 その、リアルな打合せ 1件は 
 ビジネスセミナー…

 税理士で、当社ビジネスパートナーでもある
 O氏が、講師を務められるというので

 同じ、さいたま市内を移動して
 “応援”に出かけて来ました。

 同氏は、お客様事業所代表者様との間で
  『今の会計情報は、会社の
    将来の「意思決定」を行うのに十分か?』
 との信条を大切にされておられる方…

 成長企業の成長を、より加速させる
 コンサルティングに特化したサービス提供を
 得意とされておられます。

 一般的に、税理士業務は
 記帳代行や税務申告が中心ですが

 これらの業務は法律で定められた
 税務申告を行うために必要なものであって

 会社の成長や課題の解決に
 貢献するものではありません。

 会計税務の専門家として
 何をすれば社会の役に立てるのか…

 いつも、こうした考えの下

 会計・税務・財務の視点から
 経営者の「意思決定」を支えることが
 最もインパクトがあり

 事業者代表者様と、良いパートナー関係を
 築くことができのではないか…

 と仰っておられます。

 そうしたO氏が、講師を務められた
 昨日のビジネスセミナーのテーマは
  【開業資金の算出と
     事業計画書の作成】

 本テーマについては、当方も
 いつもは、講師として
 話させていただく立場ですが

 一受講者として
 参加させていただくことが
 非常に新鮮で(笑)

 その新鮮さも楽しみながら
 O氏の説明に、耳を傾けさせて頂きました。




 【払込みを証する書面を準備する】

 公証人に定款を認証してもらった後
 発起人は、設立時に発行する株式をすべて
 引き受けます。

 この株式の引受けが終わると
 発起人は、株式の代金を払い込みます。

 その際、払い込んだことを証明するために
 発起人が作成した払込証明書に
 払込金が振り込まれた銀行の
 預金通帳の写しを合綴したものを準備します。

 払込みが完了し
 払込みがあったことを証明する書面を
 『設立登記申請書』に添付して
 所轄の登記所(法務局)に提出します。

 会社設立登記後
 株式の払込みをした株主については
 会社は『株主名簿』を作成し
 原則として本店(本社)に
 備え付けます。

 【株式の払込手続】

 公証役場で定款の認証を受けたら
 今度は、会社を代表する発起人の個人の銀行口座に
 それぞれの発起人が
 引き受けた株式数に見合った出資金(資本金)を
 それぞれ全額、振り込みます。

 払込手続きに必要な書類は、以下2つ
 (1)払込みのあったことを証する書面
    (登記所に届ける印鑑を要押印)
 (2)預金通帳のコピー
 です。

 以上2つの書類を合わせて綴じ
 登記所に届ける印鑑で
 契印(各ページの継ぎ目に押印)
 します。

 入金は、定款作成日の後に行います。
 (定款作成日前の日付の通帳に
 資本金に相当する残高があっても
 登記受理されません)

 なお以上の手続きは
 発起設立を想定しています。

 募集設立の場合は
 (1)株式引受人の募集
 (2)引受人の決定
 (3)引受人の払込み
 といった手続きが必要です。
 
 ---------------------
           編 集 後 記
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 今日は
  『株式の払込みと手続き』
 について考えました。

 明日は
  『取締役や監査役の選任』
 について見ていきます。 
  
 次回も、ぜひご期待ください!!

 日本経営管理協会
 中小企業活性化支援協議会
 M&Aスペシャリスト      荒蒔 良和

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本日のポイント

 ●株式の払込みは、会社の資本となる重要なものです。

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