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事業承継 経営問題の1つとして認識しているが
『何から手をつけていいか分からない』とお考えの事業所代表の方へ!!
事業承継 ことはじめ( No.4050 ) 2025年1月22日
日本経営管理協会
中小企業活性化支援協議会
M&Aスペシャリスト 荒蒔 良和
本日のエッセンス
《 株式売却 》
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こんにちは、荒蒔です。
昨日は、埼玉県さいたま市へ…(笑)
朝イチで、Web会議を1件。
その後、移動して
リアルな打合せを2件。
Web会議は、新型コロナウイルス感染拡大が
小康状態となった今にあっても、世の中的な動き…
当社におきましても例外ではなく、Web会議が
『顔を合わせ、額を突き合わせて』
行う打合せに変わり
徐々に『市民権』を得てきました(笑)。
もちろん、打合せを行うとなれば
その前には、資料の事前確認や
打合せシミュレーション
また終わった後には『議事メモ』の展開など
Web会議と言えども段取りは必要ですが、やはり
『往復の移動時間がない』
といった状況は違います…
そういった意味で、昨今の時間の使い方は
目に見えて、変わってくるようになりました。
そのリアルな打合せ2件の間をぬって
埼玉県川越市へ…
川越市内の経営者団体3組織が
一堂に会した
【地域経済の未来へ
新春経営ランチサミット
~経済3団体共催で、2025年を明るく見通す~】
に出席しました。
昨日出席の3組織は
(1)埼玉中小企業家同友会 川越支部
(2)川越中央倫理法人会
(3)川越市倫理法人会
当方の所属する埼玉県倫理法人会の
(https://www.rinri-saitama.org/)
配下組織の扱いとなる
川越中央倫理法人会
および川越市倫理法人会…
1980年(昭和55年)にスタートした倫理法人会は
実行によって直ちに正しさが証明できる
『純粋倫理(くらしみち)』
を基底に
経営者の自己革新をはかり
心の経営をめざす人々のネットワークを拡げ
共尊共生の精神に則った、健全な繁栄を実現し
地域社会の発展と
美しい世界づくりに貢献することを
目的とした団体…
現在は、全国720カ所以上の拠点にて
『企業に倫理を、職場に心を、家庭に愛を』
をスローガンに
純粋倫理に根ざした倫理経営を学び
実践し、その輪を拡げる活動に取り組んでいます。
その倫理法人会の、主たる活動は
【モーニングセミナー】
経営者の成功の鍵は朝にある…
全国720ヵ所以上の会場で
毎週1回、早朝に開催しているセミナーです。
参加者は朝型の生活習慣を身につけながら
純粋倫理の学びと
各界で活躍する講師の体験談などを通して
企業を、健全な繁栄へと導く
倫理経営について学び
会員間の交流により
経営者にとって大切な気づきを得ています。
一方で、埼玉中小企業家同友会は
(https://saitama.doyu.jp/)
中小企業経営者が
自主的に参加し、皆で運営して
経営体験を本音で語り、学び合うことで
人間として、そして経営者として
成長する学びの場・成長の場…
『中小企業の経営をよくしたい』
という目的を掲げ
1957年4月、東京に
日本中小企業家同友会が設立され
その後、大阪、愛知などに広がり
1974年4月には
『埼玉中小企業家同友会』
が設立されました。
現在では、全国47都道府県にあり
約46,000社の中小企業経営者が加盟している
中小企業経営者の団体です。
昨日は、昼食を共にしながらの
ランチミーティング…
すでに、既知のメンバーも
多かったのですが(笑)
お互いの自己紹介を皮切りに
ビジネスの現状と今後の展望
そして、どのような方(顧客候補)
を“繋がりたいか”などを披露し合い
今後のビジネスチャンスを探りました。
【株式売却とは?】
『株式売却』とは、株式を
第三者に売却(譲渡)することをいいます。
株式を保有している企業の株式を
他人に譲渡することを『株式譲渡』といいますが
事業再編における株式売却とは
会社の支配権移転、資本注入を目的として
株式を売却(譲渡)することを指します。
会社の1つの事業や部門を
他者に売却する事業譲渡とは異なり
会社の経営体制そのものを売却するのが
会社売却の特徴です。
【株式売却の特徴】
株式売却の特徴は、合併などと比較して
手続きが簡単なことです。
もし、ある会社を完全に支配するために
合併の手法を使う場合
株主総会を開いて特別決議を得る必要があり
手続きが面倒です。
さらに、合併に反対する株主からの
株式買取請求への対応や
債権者保護手続きも必要です。
しかし株式売却であれば
売買契約書を作成し、代金を支払い
株主名簿の名義書換を行えば手続きは完了します。
【株式売却のデメリットとは?】
一方で、株式売却にもデメリットはあります。
(1)一部の株主が株式売却に反対すると
会社支配が不完全になること
株式売却は売買契約であるため
当事者の合意がないと契約が成立しません。
ただし、全株式を取得しなくても
株式の過半数を手に入れれば
会社の支配権をほぼ、手中に収めることができます。
(2)大規模な企業を買収する場合などに
多額の資金が必要になること
株式売却は、株式を取得する対価として
金銭を交付する手法であるため
大規模な企業を買収する場合には
多額の資金が必要になります。
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編 集 後 記
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今日は
『株式売却』
について考えました。
明日は
『株式売却の手順』
について見ていきます。
次回も、ぜひご期待ください!!
日本経営管理協会
中小企業活性化支援協議会
M&Aスペシャリスト 荒蒔 良和
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本日のポイント
●『株式売却』の特徴は
他の企業再編手法と比較して、手続きが簡単なことです。
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