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デイリーメルマガ【事業承継ことはじめ(2024年12月18日)】

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 事業承継   経営問題の1つとして認識しているが
  『何から手をつけていいか分からない』とお考えの事業所代表の方へ!!


 事業承継 ことはじめ( No.4015 )  2024年12月18日

          日本経営管理協会
          中小企業活性化支援協議会
          M&Aスペシャリスト      荒蒔 良和


     本日のエッセンス
      《 株主総会のしくみ 》

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 こんにちは、荒蒔です。

 昨日は、埼玉県さいたま市へ…(笑)

 午前中に、Web会議を2件。

 その後、移動して
 リアルな打合せを1件。 

 Web会議は、新型コロナウイルス感染拡大が
 小康状態となった今にあっても、世の中的な動き…

 当社におきましても例外ではなく、Web会議が
 『顔を合わせ、額を突き合わせて』
 行う打合せに変わり
 徐々に『市民権』を得てきました(笑)。

 もちろん、打合せを行うとなれば
 その前には、資料の事前確認や
 打合せシミュレーション

 また終わった後には『議事メモ』の展開など

 Web会議と言えども段取りは必要ですが、やはり
 『往復の移動時間がない』
 といった状況は違います…

 そういった意味で、昨今の時間の使い方は
 目に見えて、変わってくるようになりました。

 そのリアルな打合せ 1件は
 東京は、千代田区丸の内へ…

 東京税理士会 麹町支部 様
 (https://tz-koji.jp/)
 ご主催のセミナーに

 当社ビジネスパートナー2名と共に
 講師として、出席させていただきました。

 昨日のテーマは
  『税理士は
    顧問先と、どう向き合うべきか
     ~大廃業時代を迎えた対応について~』

 現在、日本では、事業承継に関し
 大きく、以下3つの課題が指摘されています。

 (1)後継者不在の問題

  《後継者不足》
    中小企業の約65%が後継者不在。特に、親族内での
   承継が減少し、従業員や第三者への承継が求められている。

  《親族承継の減少》
    少子化や家族観の変化から、親族内で事業を引き継ぐ
   割合が減少している。

 (2)経営資源の承継

   事業承継では、単に経営者が交代するだけでなく
  「人」「物」「お金」「知的資産」など、経営資源を
  円滑に引き継ぐ必要がある。
   経営ノウハウや技術を次世代に継承できず、企業価値が
  毀損されるリスクもある。

 (3)廃業の増加

   日本では年間約5万件以上の企業が廃業しており
  その大半は「後継者がいない」という理由。
   廃業による、雇用の喪失や地域経済への悪影響が
  懸念されている。

 一方で、こうした課題に対し、事業者代表者向け
 アンケートの結果、代表者が
 身近な相談窓口として挙げているのが、税理士…

 こうした
  ●現在の、日本における事業承継の課題
  ●事業者代表者の
    身近な相談窓口である『税理士』という立場
 といった状況をふまえ

 全国に8万人が登録していると言われる税理士は
 顧問先と、どう向き合うべきか…

 当社ビジネスパートナー2名と共に

 (1)税理士の立場で問題提起と進行を行う。
 (2)M&Aの実務家として事例や手続き、税理士との協業を探る。
 (3)税理士法人への出向者として、その出向経験を紹介する。

 といった役割分担に基づき

 同支部所属 税理士に対して
 課題提起させていただきました。




 

 【株主総会とは何か】

 株主総会とは、その会社の
 基本的な方針や重要な事項を決定する
 非常に重要な機関です。

 各事業年度の終了後
 一定の時期に招集される株主総会を
 定時株主総会といいます。

 一方で、いつでも臨時株主総会を
 開催することができます。
 (臨時株主総会は
 必要に応じて招集されるため
 特に定まった日時はありません)

 定時株主総会は
 取締役(取締役会設置会社では取締役会)
 が招集しますが
 臨時株主総会においても
 取締役(会)が招集するのが原則です。

 【株主総会の役割とは】 

 株主総会で決めることとされている
 事項以外のことを決定する権限は
 取締役(会)に委ねられています。

 取締役会設置会社の場合には
 所有と経営の分離の原則がはたらき
 会社の経営については
 取締役会が意思決定を行い
 それ以外の事項で、会社の基本的な事柄については
 株主総会が意思決定を行います。

 【IR活動としての位置付け】

 IR(インベスター・リレーションズ)活動とは
 株主をはじめとする投資家に対して
 投資する際の判断材料となる
 タイムリーな情報を、会社が継続して
 公平に提供する活動をいいます。

 株主総会をIR活動の一環として利用し
 投資家に対して具体的に
 わかりやすい情報を伝える場として
 利用している会社が多くなっています。

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           編 集 後 記
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 今日は
  『株主総会のしくみ』
 について考えました。

 明日は
  『株主総会の開催手続き』
 について見ていきます。
  
 次回も、ぜひご期待ください!!

 日本経営管理協会
 中小企業活性化支援協議会
 M&Aスペシャリスト      荒蒔 良和

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本日のポイント

 ●株主総会とは、その会社の基本的な方針や
   重要な事項を決定する非常に重要な機関です。
  昨今、コーポレートガバナンスを推進し
   開かれた株主総会を目指す会社が多くなっています。

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