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デイリーメルマガ【事業承継ことはじめ(2024年10月9日)】

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 事業承継   経営問題の1つとして認識しているが
  『何から手をつけていいか分からない』とお考えの事業所代表の方へ!!


 事業承継 ことはじめ( No.3945 )  2024年10月9日

          日本経営管理協会
          中小企業活性化支援協議会
          M&Aスペシャリスト      荒蒔 良和


     本日のエッセンス
      《 外国会社 》

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 こんにちは、荒蒔です。

 昨日は、埼玉県さいたま市へ…(笑)

 Web会議を1件。

 朝イチ、Web会議の後で移動して
 リアルな打合せを2件。

 Web会議は、新型コロナウイルス感染拡大が
 小康状態となった今にあっても、世の中的な動き…

 当社におきましても例外ではなく、Web会議が
 『顔を合わせ、額を突き合わせて』
 行う打合せに変わり
 徐々に『市民権』を得てきました(笑)。

 もちろん、打合せを行うとなれば
 その前には、資料の事前確認や
 打合せシミュレーション

 また終わった後には『議事メモ』の展開など

 Web会議と言えども段取りは必要ですが、やはり
 『往復の移動時間がない』
 といった状況は違います…

 そういった意味で、昨今の時間の使い方は
 目に見えて、変わってくるようになりました。

 そのリアルな打合せ2件の内、1件は
 さいたま市に戻り

 ジェトロ(※)埼玉様ご主催の
  【日台パートナ―強化セミナー】
 に出席しました。
  
 (※)独立行政法人日本貿易振興機構
    (Japan External Trade Organization; JETRO)
    (https://www.jetro.go.jp/)

    東京都港区赤坂に本部を構える
   経済産業省所管の中期目標管理法人たる
   独立行政法人。
    2003年(平成15年)10月1日設立。設置法は
   独立行政法人日本貿易振興機構法。
    職員数は日本国内1,045名、日本国外721名。
    日本の貿易の振興に関する事業、
   開発途上国・地域に関する研究を幅広く実施している。

 本セミナーは
 公益財団法人日本台湾交流協会
 (https://www.koryu.or.jp/)
 のご共催により

 台湾の、最新経済概況や
 エネルギー政策に加え

 世界的にも関心の高い
 台湾の半導体産業

 また日本企業の
 ビジネスチャンスについて
 考えるきっかけにしようというもの…

 本セミナーの前半では
  【頼清徳政権のエネルギー政策
     ~蔡英文政権からの継承と調整~】
 とのテーマで

 ジェトロ・アジア経済研究所にて
 上席主任調査研究員を務めておられる
 佐藤幸人 氏から

 また後半では
  【台湾半導体産業の
    最新動向と日本企業のビジネスチャンス】
 とのテーマで

 桜美林大学大学院にて
 特任教授を務めておられる
 山田周平 氏から

 詳細に解説いただきました。




 【外国会社に対する規制】

 『外国会社』とは
 外国法に基づいて設立された会社のことです。

 いわゆる『外資系企業』
 外国人が株主となって出資している会社であっても
 日本法に基づいて設立されていれば
 『内国会社』とよばれます。

 反対に、日本人が株主となって
 出資している会社であっても
 外国法に基づいて設立されていれば
 それは外国会社です。

 日本で、継続的に取引をする外国会社は
 以下、日本の法の規制を受けます。
 (1)日本における代表者の選任と登記
 (2)会社についての登記
⇒ 『外国会社の登記』というものを行います
 (さらに、貸借対照表に相当するものを公告する
 ことが義務づけられています)

 このように
 外国会社に対する規制が一本化されていることで
 外国会社と取引した場合の法律関係が明確になります。
 
 【登記前の継続取引の禁止】
 
 外国会社は、登記するまでは
 日本で継続的な取引をすることができません。

 これに違反して取引をした者は、相手方に対し
 会社と連帯して、債務を弁済する責任を負います。

 【疑似外国会社についての規制】

 外国法に基づいて設立された会社でありながら
 日本に本店を設け、または日本において
 営業することを主目的とする会社を
 『疑似外国会社』といいます。

 こうした会社の実態は
 国内の会社と変わりありません。

 会社法では、疑似外国会社は
 日本国内において、取引を継続して行うことはできず
 これに違反して取引を行った者は
 その取引について、その疑似外国会社と連帯して
 責任を負うものとされています。
 
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           編 集 後 記
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 今日は
  『外国会社』
 について考えました。

 これまで17回にわたり
 会社法の全体像について見てきましたが
 明日以降は、16回に分けて
  『株式会社の設立手続き』
 について見ていきます。

 明日は新シリーズの1回目
  『発起人と会社設立』
 について考えます。
  
 次回も、ぜひご期待ください!!

 日本経営管理協会
 中小企業活性化支援協議会
 M&Aスペシャリスト      荒蒔 良和

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本日のポイント

 ●外国会社であっても、日本で継続して
   取引する場合には、日本の法の規制を受けます。

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