☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
事業承継 経営問題の1つとして認識しているが
『何から手をつけていいか分からない』とお考えの事業所代表の方へ!!
事業承継 ことはじめ( No.3909 ) 2024年9月3日
日本経営管理協会
中小企業活性化支援協議会
M&Aスペシャリスト 荒蒔 良和
本日のエッセンス
《 株式移転 》
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
こんにちは、荒蒔です。
昨日は、埼玉県さいたま市へ…(笑)
Web会議を1件。
その前後に移動し
リアルな打合せを2件。
Web会議は、新型コロナウイルス感染拡大が
小康状態となった今にあっても、世の中的な動き…
当社におきましても例外ではなく、Web会議が
『顔を合わせ、額を突き合わせて』
行う打合せに変わり
徐々に『市民権』を得てきました(笑)。
もちろん、打合せを行うとなれば
その前には、資料の事前確認や
打合せシミュレーション
また終わった後には『議事メモ』の展開など
Web会議と言えども段取りは必要ですが、やはり
『往復の移動時間がない』
といった状況は違います…
そういった意味で、昨今の時間の使い方は
目に見えて、変わってくるようになりました。
そのリアルな打合せ 2件の内 1件は
東京は豊島区池袋へ…
当社ビジネスパートナーで
税理士のMさんとの打合せに臨みました。
Mさんは、国税庁のご出身…
長年、調査官として
多くの企業代表者と対峙し
『適切な税務』
を追求されてこられた方…
今は
『経営のわかる税理士』
として
税務に関する
『セカンドオピニオン』
的なコンサルティングや
“中小企業診断士的な”立ち位置で
中小企業代表者に対するコンサルティングを
行っておられます。
一方で、当方と同じ
日本経営管理協会(※)埼玉県支部 会員として
共に活動している間柄でもあります。
昨日は、こうしたM氏の
『強み&機会』
と、当社の
『強み&機会』
を活かし合うことができる
税理士法人様向けのスキームについて
当社から提案…
それをタタキ台とし
膝を交え、いろいろなケースを
シミュレーションしながら
意見交換・情報交換を継続しました。
(※)日本経営管理協会(https://jima.org/)
昭和30年(1955年)、企業の経営者、会計人
経営コンサルタントなどの研究母体として
日本経営管理士会が設立され
その後、昭和40年(1965年)に
日本経営管理協会と改称し
平成21年(2009年)4月、一般社団法人に移行。
公益社団法人全日本能率連盟の正会員であり
常任理事団体。
社会や企業等の要請にスピーディーに対応するために
各分野の専門家が、プロジェクトチームを編成して
問題解決に臨む。
発足以来、経営管理の理論と技法の研究
経営コンサルタントの育成と資格の付与
企業の経営診断・指導及び教育訓練などの
事業を実施するとともに
情報の提供や研究成果の公表などの
出版事業も積極的に行っている。
【株式移転とは?】
『株式移転』は、株式交換と同様
100%子会社を作るための制度です。
株式移転は、新設した会社が
完全親会社になる点で
既存の会社が完全親会社となる株式交換とは異なります。
完全子会社の株式を保有するだけで
実業は行わない
純粋持ち株会社の制度を導入する際に使われます。
株式移転のメリットは、以下3つが考えられます。
(1)グループ企業を統括する
純粋持ち株会社を作りやすい
(2)企業風土の違う会社同士でも緊密に連携できる
(3)統合・再編の準備段階に活用できる
【株式移転の手続きの流れは?】
株式移転の手続きの流れは、以下の通りです。
(1)株式移転契約の締結
(2)事前開示
(3)株主総会による承認
(4)持ち株会社の設立
(5)反対株主の株式買取請求
(6)債権者保護手続き
(7)登記
(8)事後開示
---------------------
編 集 後 記
---------------------
今日は
『株式移転』
について考えました。
明日は
『解散』
について見ていきます。
次回も、ぜひご期待ください!!
日本経営管理協会
中小企業活性化支援協議会
M&Aスペシャリスト 荒蒔 良和
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
本日のポイント
●株式移転は、グループ企業を統括する
純粋持株会社を作りやすい点がメリットです。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★