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デイリーメルマガ【事業承継ことはじめ(2024年7月5日)】

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 事業承継   経営問題の1つとして認識しているが
  『何から手をつけていいか分からない』とお考えの事業所代表の方へ!!


 事業承継 ことはじめ( No.3849 )  2024年7月5日

          日本経営管理協会
          中小企業活性化支援協議会
          M&Aスペシャリスト      荒蒔 良和


     本日のエッセンス
      《 大会社における内部統制システムの整備 》

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 こんにちは、荒蒔です。

 昨日は、お墓参りに行ってきました。

 39年前、20歳を前に
 突然逝ってしまった高校時代の同級生…

 7月4日は、彼女の命日…
   
 福祉への道を志し
 福祉専門の大学へ入学

 2年生になった3カ月後
 “その日”は、訪れました…

 心不全で倒れ、そのまま帰らぬ人へ…

 第一報を聞いた時には
 何が何やら、わからなかったことを
 今でもはっきりと憶えています。

 告別式では、変わり果てた彼女に再会…

 一方で、静かに
 眠っているだけのようにも見えました…

 あれから39年…

 今でも時折
 お墓参りさせていただいていますが

 命日の7月4日には、必ず行っています。

 昨日の
  「梅雨の晴れ間、35度を超える猛暑日…」
 といった予報通り

 墓参した時間は、容赦ない日差し…

 ただ、時折
 墓地を吹き抜ける風のせいか

 気温は高かったものの

 カラッとした陽気の中
 むしろ、清々しさを感じながら
 お参りすることができました。

 お墓をみがき
 お花を替え
 お線香を供え

 それから、しばし“会話”…

 今年も、大切な日を過ごすことができました。




 【内部統制システムとは?】

 内部統制システムとは
 会社業務の適正を確保するために
 必要な機構(システム)のことです。

 ある目的を達成しようとして行動する時
 その障害となるようなリスクを想定し
 それに対応できるような体制を
 つくることが必要です。

 特に大企業の場合、虚偽記載や
 インサイダー取引などの違法行為が
 社会に与える影響が大きいので
 この、内部統制システムを
 つくりあげることが必要となってきます。

 【社内体制・ルール作りが必要】

 会社の経営者には
 会社不祥事を未然に防ぎ、企業価値を向上させるため
 会社の実態や特性にあわせて
 内部統制システムを構築することが求められます。

 そして
 (1)そのための企業風土づくり
 (2)監査体制の充実
 (3)リスクの認識とその対応
 (4)手続・マニュアルの作成や
    従業員への周知徹底
 などの社内体制・ルールづくりが必要となってきます。

 【内部統制システムの適正性の判断基準】

 社内や社内規程により、内部統制システムの
 構築義務があるにも関わらず
 取締役が適切な内部統制システムを
 構築していない場合には
 取締役の責任を追及できます。

 しかし、どのような内容の
 内部統制システムを整備するかは
 取締役の広い裁量に委ねられています。

 そのため、取締役の責任が認められるのは
 取締役の事実の認定、選択決定が
 著しく不合理と評価されるような
 限定的な場合に限られます。
 
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           編 集 後 記
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 今日は新シリーズ
  『役員の義務・責任と損害賠償』
 の2回目として
  『大会社における内部統制システムの整備』
 について考えました。

 明日は
  『取締役の責任』
 を見ていきます。
 
 次回も、ぜひご期待ください!!

 日本経営管理協会
 中小企業活性化支援協議会
 M&Aスペシャリスト      荒蒔 良和

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本日のポイント

 ●特に大会社においては、経営者の不祥事を
   防ぐためのルールと体制づくりが重要です。

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