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デイリーメルマガ【事業承継ことはじめ(2024年6月30日)】

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 事業承継   経営問題の1つとして認識しているが
  『何から手をつけていいか分からない』とお考えの事業所代表の方へ!!


 事業承継 ことはじめ( No.3844 )  2024年6月30日

          日本経営管理協会
          中小企業活性化支援協議会
          M&Aスペシャリスト      荒蒔 良和


     本日のエッセンス
      《 会計監査人 》

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 こんにちは、荒蒔です。

 昨日は、埼玉県さいたま市へ…(笑)
 Web会議を2件。
 
 Web会議は、新型コロナウイルス感染拡大が
 小康状態となった今にあっても、世の中的な動き…

 当社におきましても例外ではなく、Web会議が
  『顔を合わせ、額を突き合わせて』
 行う打合せに変わり
 徐々に『市民権』を得てきました(笑)。

 もちろん、打合せを行うとなれば
 その前には、資料の事前確認や
 打合せシミュレーション

 また終わった後には『議事メモ』の展開など

 Web会議と言えども段取りは必要ですが、やはり
  『往復の移動時間がない』
 といった状況は違います…

 そういった意味で、昨今の時間の使い方は
 目に見えて、変わってくるようになりました。

 そのWeb会議 2件は、いずれも

 当方の所属する
 国際ロータリー第2770地区(埼玉県の南東エリア)と

 同じくする
 ロータリークラブメンバーとの打合せ。

 当方の所属する
 国際ロータリー第2770地区ロータリー財団部門
 財団奨学・平和フェロー・学友委員会では

 先日(6月16日)
  【2025~2026年度 派遣
    ロータリー財団奨学生 選考試験】
 を主幹・開催しました。

 今年度(2023年7月~2024年6月)

 当方は、同部門にて

 財団奨学・平和フェロー・学友委員長を
 務めさせていただいています。

 当委員会は

 (1)地区在籍ロータリアンからの
    寄付を原資とする補助金を使っての
    財団奨学生の募集・選抜・研修・派遣
    受入れクラブおよびカウンセラーの発掘

 (2)ロータリー平和フェローの学生と
    カウンセラーの支援を推進

 (3)そして、これらを終了し
    地区ロータリー財団の
    学友となられた方の管理

 の3つの役割を担う立場…

 国際ロータリーの目的は

  ロータリーの目的は、意義ある
  事業の基礎として、奉仕の理念を奨励し
  これを育むことにある。
 
  具体的には、次の各項を奨励することにある。

  第1 知り合いを
     広めることによって
     奉仕の機会とすること。

  第2 職業上の高い倫理基準を保ち
     役立つ仕事は
     すべて価値あるものと認識し
     社会に奉仕する機会として
     ロータリアン各自の職業を
     高潔なものにすること。

  第3 ロータリアン一人一人が
     個人として
     また事業および社会生活において
     日々、奉仕の理念を実践すること。

  第4 奉仕の理念で結ばれた職業人が
     世界的ネットワークを通じて
     国際理解、親善、平和を推進すること。

 ですが、この内、『目的の第4』に基づき
 当委員会の役割の内、上記(1)に則り

 毎年この時期に行われているのが
 先日の選考試験…。
 
 先日の受験者は6名。

 同選考試験後の、当日の
 選考会議のみでは結論が出ず
 
 米国のロータリー財団をも巻き込み
 その後も、選考議論・検討を
 継続した結果

 4名を、当地区 財団奨学候補生
 として選考
 
 合否通知を送付させていただきました。

 昨日のWeb会議は、いずれも
 不合格となった受験生の
 世話クラブのメンバーとの打合せ…

 選考結果情報に関し
 当初より、開示できる範囲として

 部門内で申し合わせを行っていた
 レベルまでを共有させて頂いた上で

  ●当該受験生の選考に関し
    どのような議論があったのか

  ●次年度応募の可能性と『対策』

 などを議論させていただきながら

 当該受験生の
 フォローアップについて

 意見交換を継続させていただきました。




 【会計監査人とは?】

 会計監査人とは、主に大会社の
 計算書類やその付属明細書などを監査する
 専門の機関です。

 内容をチェックする機関ですから
 計算書類などの作成をする会計参与とは
 役割が異なります。

 会計監査人は
 公認会計士または監査法人でなければなりません。

 会計監査人も、取締役や監査役と同様
 株主総会の決議によって
 選任・解任されます。
 
 【会計監査人の任期・報酬】

 会計監査人の任期は1年で
 定時株主総会で別段の決議がなされない限り
 原則として再任されます。

 会計監査人の報酬は、取締役会が決定しますが
 報酬決定にあたり取締役は
 監査役または監査役会、監査委員会の
 同意を得る必要があります。

 会計監査人の職務の、独立性を確保するため
 取締役の一存で
 決められないようにするためです。

 【会計監査人の権限と義務】

 会計監査人は、会社の計算書類などを監査し
 会計監査報告を作成しなければなりません。

 会計監査人はいつでも
 会計帳簿を閲覧・謄写することができ
 また取締役や執行役に対して
 会計に関する報告を求めることができます。

 また、会社または子会社の業務と
 財産の状況を
 調査することができます。

 定時株主総会の決議で出席を求められた場合
 会計監査人は出席して
 意見を述べなければなりません。

 株主総会に提出する計算書類などが
 法令や定款に適合しているかどうかについて
 監査役と意見が異なる場合
 株主総会で意見を述べることができます。

 また取締役の違法・不正な行為を
 監査役に報告する義務を負います。
 
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           編 集 後 記
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 今日は
  『会計監査人』
 について考えました。

 明日は
  『委員会設置会社のしくみ』
 について、見ていきます。

 次回も、ぜひご期待ください!!

 日本経営管理協会
 中小企業活性化支援協議会
 M&Aスペシャリスト      荒蒔 良和

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本日のポイント

 ●会計監査人は、計算書類を作成する会計参与とは異なります。

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