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デイリーメルマガ【事業承継ことはじめ(2023年11月4日)】

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 事業承継   経営問題の1つとして認識しているが
  『何から手をつけていいか分からない』とお考えの事業所代表の方へ!!


 事業承継 ことはじめ( No.3605 )  2023年11月4日

          日本経営管理協会
          中小企業活性化支援協議会
          M&Aスペシャリスト      荒蒔 良和


     本日のエッセンス
      《 M&A 》

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 こんにちは、荒蒔です。

 昨日は、埼玉県さいたま市へ…(笑)
 朝イチで、Web会議を1件。

 Web会議は、新型コロナウイルス感染拡大が
 小康状態となった今にあっても、世の中的な動き…

 当社におきましても例外ではなく、Web会議が
 『顔を合わせ、額を突き合わせて』
 行う打合せに変わり
 徐々に『市民権』を得てきました(笑)。

 もちろん、打合せを行うとなれば
 その前には、資料の事前確認や
 打合せシミュレーション

 また終わった後には『議事メモ』の展開など

 Web会議と言えども段取りは必要ですが、やはり
 『往復の移動時間がない』
 といった状況は違います…

 そういった意味で、昨今の時間の使い方は
 目に見えて、変わってくるようになりました。

 その後、同じ さいたま市内を移動し
 税理士で、当社ビジネスパートナーでもある
 N氏の事務所へ…

 M&Aの、2つのスキーム
  【事業譲渡】及び【会社分割(新設分割)+株式譲渡】
 について、税務上の観点からの優位性について
 議論させていただきました。

 本優位性の議論は

 先日、当方がファシリテーター(司会進行役)を
 務めさせていただいたトップ面談(※)

 (※)M&Aプロセスにおいて
     両社の意思決定者が初めて顔を合わせる場。
    相手の人柄や企業のビジネスについて
     理解を深め、課題や疑問点の解消を目的として
    実施される。

 を経て、買収および売却希望の両事業者様から
  「本件、ぜひ、進めたい」
 とのご意向をいただいた案件に関するもの…

 この場で、案件内容の詳細をお話できず
 申し訳ございませんが(汗)

 本案件、通常ですと、想定されるスキームとしては
  【事業譲渡】
 となるのですが、一方で

  【会社分割(新設分割)+株式譲渡】
 も有効な手段です。

 本案件について、どちらが優位なのか
 税務上の観点から、見極めを行いたいというのが
 昨日の、議論の趣旨…

 昨日は、Nさんの事務所も休業でしたので
 そういった意味では、周りを気にせず(笑)

 “白熱した(笑)”
 議論を展開させていただきました。




 【M&Aとは?】

 M&Aは『Mergers and Acquisitions』の略で
 『企業の合併と買収』を意味することばです。

 M&Aを行う理由としては
 (1)事業の拡大・縮小のため
 (2)事業の効率化のため
 (3)後継者問題の解決のため
 といったものがありますが
 これらの理由の中では
  『事業の拡大・縮小のため』
 という理由が一般的です。

 またM&Aを活用すれば、事業を
 短時間の内に、一気に拡大できる場合があります。

 【M&Aのメリットとは?】

 M&Aのメリットは、何といっても
 事業のスピードアップです。
 例えば、商品の販路を持たないメーカーが
 販売会社とM&Aを行えば
 短期間で販売網を獲得できます。

 またM&Aによって、事業を拡大することができます。
 とりわけ同業種あるいは近い業種のM&Aでは
 事業規模の拡大が期待できます。

 さらに、事業と事業の相乗効果を
 見込むことができます。

 例えば
 技術開発力に強みを持つが販売力では劣る会社と
 販売力に強みを持つが技術開発力が追いつかない会社と
 合併する場合では
 それぞれの弱点を補い合う相乗効果が期待できます。

 【M&Aのデメリットは?】

 もちろんM&Aにもデメリットはあります。
 
 1つめは、企業体質や社風の違いによる
 現場の混乱です。

 例えば、合併した企業の文化・風土が
 余りにも違うと
 事業方針などの違いにより現場が混乱し
 期待した効果が得られない場合があります。

 また従業員のやる気を削ぐおそれもあります。

 例えば、会社分割などによって
 ある事業部門を別会社にして
 他の会社に売却する場合などです。

 当該事業部門に所属している従業員が
 元の会社に対して高い忠誠心を持っていると
 会社分割によって
 やる気を失う可能性があります。 

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           編 集 後 記
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 今日は新シリーズ
  『事業再編の基礎知識』
 の2回目として
  『M&A』
 について考えました。

 明日は
  『組織再編行為』
 について見ていきます。

 次回も、ぜひご期待ください!!

 日本経営管理協会
 中小企業活性化支援協議会
 M&Aスペシャリスト      荒蒔 良和

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本日のポイント

 ●M&Aを活用すれば
   短期間で、事業を拡大することができます。

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          事業承継 ことはじめ

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