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事業承継 経営問題の1つとして認識しているが
『何から手をつけていいか分からない』とお考えの事業所代表の方へ!!
事業承継 ことはじめ( No.4184 ) 2025年6月5日
日本経営管理協会
中小企業活性化支援協議会
M&Aスペシャリスト 荒蒔 良和
本日のエッセンス
《 合併 》
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こんにちは、荒蒔です。
昨日は、埼玉県さいたま市へ…(笑)
Web会議を1件。
その前後、朝イチおよびWeb会議に
移動し、リアルな打合せを2件。
Web会議は、新型コロナウイルス感染拡大が
小康状態となった今にあっても、世の中的な動き…
当社におきましても例外ではなく、Web会議が
『顔を合わせ、額を突き合わせて』
行う打合せに変わり
徐々に『市民権』を得てきました(笑)。
もちろん、打合せを行うとなれば
その前には、資料の事前確認や
打合せシミュレーション
また終わった後には『議事メモ』の展開など
Web会議と言えども段取りは必要ですが、やはり
『往復の移動時間がない』
といった状況は違います…
そういった意味で、昨今の時間の使い方は
目に見えて、変わってくるようになりました。
そのリアルな打合せ 2件の内、1件は
先日、基本合意いただいた
当社ビジネスパートナーM氏
およびS氏
(最近はS氏との単独打合せも増えています)
との、あらためての打合せ…
昨日のテーマも
【インバウンド向けのサービス】
M氏は、前職時代から
悲喜を共にしてきた
長きにわたる“戦友”のお一人です。
当方より、一足早く独立され
株式会社チャイナ・ストラテジー・パートナーズを設立。
(https://csp-japan.com/)
日本企業の、中国あるいは東南アジアにおける
ビジネスチャンスの拡大
あるいは
ビジネスリスクの軽減
といった切り口から
ビジネスをサポートすべく
(1)売上・利益拡大
(2)外国人材の採用
(3)資金調達
(4)現地法人の設立
(5)品質の確保
(6)労働争議の回避
等といったサービスを提供されておられます。
一方で、S氏は
海外ウェディングも含めた
イベント事業運営が生業(なりわい)…
国内カップルの海外ウェディング
少人数のゲストながらも
想い出に残る、“自分達らしい”
ウェディングを演出したり
あるいは海外の富裕層を中心に
様々な訪日ニーズにお応えしたり
と、様々なイベントの事業運営に
携わっておられます。
こうしたS氏の思い描く
次なるビジネスのキーワードは
『インバウンド』
今年(2025年)1月16日、観光庁からも
訪日外国人旅行者数が過去最高…
(3687万人…コロナ前の2019年に記録した
年間値3188万人を上回り、過去最高!!)
年間の訪日外国人旅行消費額も
旅行者数の増加に加え
円安などを背景に1人当たりの旅行支出が伸び
過去最高の8兆1395億円を記録…
との発表がなされましたが
こうしたインバウンド向け需要の取込み
あるいは外国人材を採用した後の
日本企業需要の取込み
といった、日本市場における
取組みが主題…
先日、合意いただいた内容をふまえ
その合意内容を、現実的なものにすべく
スケジュールを意識した上で
そこから翻って
アクションアイテムを挙げ
役割分担を割振り
さらに拡げ、深堀りすべく
現実的な事業計画を意識しながら
議論を深めていただきました。
【合併とは】
『合併』とは、複数の会社がひとつの会社になることです。
会社法では
(1)吸収合併
(2)新設合併
があります。
吸収合併は
合併する複数の会社の内の1社が存続して
他の会社を吸収する方式です。
一方、新設合併とは
新しい会社を作って、合併する複数の会社が
新会社に吸収される方式です。
合併では、吸収合併を利用するのが普通です。
その理由は、新設合併の場合
新会社はあらためて登記をしなければならなかったり
許認可が必要な業種では
新しく許認可を取り直さなければならなかったりと
事務手続き上の煩わしさがあるからです。
【合併のメリットとデメリット】
合併のメリットとしてまず挙げられるのが
事業規模の拡大です。
また2つの会社が合併すれば
管理部門にかかる経費や店舗数の削減により
管理部門や事業部門にかかる
経費のカットが可能になります。
さらに合併によって
得意分野を相互活用すれば
顧客に提供できる商品やサービスの幅や質を
高めることができます。
一方、企業風土が余りにも
異なる会社同士が合併すると
経営陣や従業員の間に派閥争いが起こり
現場が混乱して、事業遂行に支障が出るおそれが
あります。
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編 集 後 記
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今日は
『合併』
について考えました。
明日は
『合併の種類』
について見ていきます。
次回も、ぜひご期待ください!!
日本経営管理協会
中小企業活性化支援協議会
M&Aスペシャリスト 荒蒔 良和
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本日のポイント
●合併のメリット・デメリットを
しっかりとおさえておく必要があります。
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