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デイリーメルマガ【事業承継ことはじめ(2025 年6月11日)】

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 事業承継   経営問題の1つとして認識しているが
  『何から手をつけていいか分からない』とお考えの事業所代表の方へ!!


 事業承継 ことはじめ( No.4190 )  2025年6月11日

          日本経営管理協会
          中小企業活性化支援協議会
          M&Aスペシャリスト      荒蒔 良和


     本日のエッセンス
      《 事業譲渡 》

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 こんにちは、荒蒔です。

 昨日は、埼玉県さいたま市へ…(笑)

 午前中に、Web会議を2件。

 それらWeb会議後に移動して
 リアルな打合せを1件。

 Web会議は、新型コロナウイルス感染拡大が
 小康状態となった今にあっても、世の中的な動き…

 当社におきましても例外ではなく、Web会議が
  『顔を合わせ、額を突き合わせて』
 行う打合せに変わり
 徐々に『市民権』を得てきました(笑)。

 もちろん、打合せを行うとなれば
 その前には、資料の事前確認や
 打合せシミュレーション

 また終わった後には『議事メモ』の展開など

 Web会議と言えども段取りは必要ですが、やはり
  『往復の移動時間がない』
 といった状況は違います…

 そういった意味で、昨今の時間の使い方は
 目に見えて、変わってくるようになりました。

 そのリアルな打合せの前段で
 同じ さいたま市内を移動し

  【つながるSAITAMAフェス
    ~笑顔と感動を、明日へとつなげたい~】

 に参加しました。

 本イベントは、当方の所属する埼玉県倫理法人会
 (https://www.rinri-saitama.org/)
 の主催…

 後援として、埼玉県内の各種経営者団体に
 お名前を連ねていただき
  『共に、埼玉県を盛り上げよう!!』
 との趣旨で開催されました。

 1980年(昭和55年)にスタートした倫理法人会は
 実行によって直ちに正しさが証明できる
  『純粋倫理(くらしみち)』
 を基底に

 経営者の自己革新をはかり
 心の経営をめざす人々のネットワークを拡げ
 共尊共生の精神に則った、健全な繁栄を実現し

 地域社会の発展と
 美しい世界づくりに貢献することを
 目的とした団体…

 現在は、全国720カ所以上の拠点にて
  『企業に倫理を、職場に心を、家庭に愛を』
 をスローガンに

 純粋倫理に根ざした倫理経営を学び
 実践し、その輪を拡げる活動に取り組んでいます。

 その倫理法人会の、主たる活動は
  『モーニングセミナー』

 経営者の成功の鍵は朝にある…

 全国720ヵ所以上の会場
 (『単会』と呼ばれています)
 で毎週1回、早朝に開催しているセミナーです。

 参加者は朝型の生活習慣を身につけながら
 純粋倫理の学びと
 各界で活躍する講師の体験談などを通して

 企業を、健全な繁栄へと導く
 倫理経営について学び

 会員間の交流により
 経営者にとって大切な気づきを得ています。

 こうした活動をも背景としながら、昨日は
  ●各種団体PR交流ブースのオープン
  ●オープニングセレモニー
 に続いて

  『生きるチカラに、きっとつながる』
 をサブタイトルとした、4名の豪華講師陣による
 特別記念講演会を実施…

 当方が拝聴させていただいたのは
 
 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(2023年)
 にて、侍ジャパンのヘッドコーチを務められた
 白井 一幸 氏による御講演…
 (https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E4%BA%95%E4%B8%80%E5%B9%B8)

 メインタイトルを
  『目標達成する組織づくり』
 とした氏の御講演は

 かつての侍ジャパン ヘッドコーチを
 務められた時代をふりかえり

  ●『目標』と『目的』を、明確に
     分けた上で、組織として共有すること

  ●『目標』だけを見、そして
     その達成に向け
      一人ひとりが全力を尽くすこと
  
  ●そのためにも、組織のリーダーは
    メンバーを信じ、任せ、感謝すること

 の重要性を中心に、90分間、熱く語って頂きました!!




 【事業譲渡は? 】

 『事業譲渡』とは、会社の
 事業の一部または全部を他の会社に売却することです。

 これに対し会社そのものを売る場合は
 企業譲渡または企業売却といいます。

 事業譲渡の場合は、事業の譲渡後も
 既存の経営陣が残るため、既存の経営陣が残らない
 企業譲渡または企業売却とは異なります。 

 会社法は、事業を譲渡する場合、譲受する場合の
 双方について
 株主総会の特別決議が必要な場合を想定しています。

 事業譲渡については
 (1)手掛けている事業を全部譲渡する場合
 (2)複数ある事業の内、重要な事業を譲渡する場合
 いずれの場合も、株主総会の特別決議が必要です。

 一方、他社から事業を譲リ受ける場合
 事業を全部譲り受ける場合に
 株主総会の特別決議が必要になります。

 【事業譲渡のメリット】

 事業譲渡は
 (1)会社を倒産から救う
 (2)会社を清算する
 (3)事業再編をする
 などの場合に使われます。

 『会社を倒産から救う』とは
 優良な事業の一部を売却して、売却益で会社を
 立て直すといったイメージです。

 『会社を清算する』とは
 事業を売却して売却益を会社清算のための
 資金にするケースです。

 『事業再編』とは
 自社にとっては必要のない事業や採算のとれない
 事業の譲渡により
 経営体質を強化することを意味します。

 事業譲渡は株式売却と異なり
 買い手と売り手が自由に
 譲渡対象である資産や負債の内容を
 決めることができます。

 したがって買う方にとって
 不要な資産を買う必要がないほか
 不良資産を買わされるおそれもないため
 話がまとまりやすいといった
 メリットがあります。

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           編 集 後 記
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 今日は
  『事業譲渡』
 について考えました。

 明日は
  『会社分割』
 について見ていきます。
   
 次回も、ぜひご期待ください!!

 日本経営管理協会
 中小企業活性化支援協議会
 M&Aスペシャリスト      荒蒔 良和

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本日のポイント

 ●事業譲渡には、事業対象を
   自由に決められるというメリットがあります。

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