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デイリーメルマガ【事業承継ことはじめ(2025 年3月5日)】

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 事業承継   経営問題の1つとして認識しているが
  『何から手をつけていいか分からない』とお考えの事業所代表の方へ!!


 事業承継 ことはじめ( No.4092 )  2025年3月5日

          日本経営管理協会
          中小企業活性化支援協議会
          M&Aスペシャリスト      荒蒔 良和


     本日のエッセンス
      《 発起設立と募集設立 》

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 こんにちは、荒蒔です。

 昨日は、埼玉県さいたま市へ…(笑)

 Web会議を1件。

 その前段、朝イチおよびWeb会議後
 に移動して、リアルな打合せを2件。

 Web会議は、新型コロナウイルス感染拡大が
 小康状態となった今にあっても、世の中的な動き…

 当社におきましても例外ではなく、Web会議が
  『顔を合わせ、額を突き合わせて』
 行う打合せに変わり
 徐々に『市民権』を得てきました(笑)。

 もちろん、打合せを行うとなれば
 その前には、資料の事前確認や
 打合せシミュレーション

 また終わった後には『議事メモ』の展開など

 Web会議と言えども段取りは必要ですが、やはり
  『往復の移動時間がない』
 といった状況は違います…

 そういった意味で、昨今の時間の使い方は
 目に見えて、変わってくるようになりました。

 その後、さいたま市内に戻り

 当方の所属する埼玉県倫理法人会の
 同じ配下組織の扱いとなる
 
 さいたま新都心倫理法人会の
 倫理経営講演会を主催・出席しました。

 1980年(昭和55年)にスタートした倫理法人会は
 実行によって直ちに正しさが証明できる
  『純粋倫理(くらしみち)』
 を基底に

 経営者の自己革新をはかり
 心の経営をめざす人々のネットワークを拡げ
 共尊共生の精神に則った、健全な繁栄を実現し

 地域社会の発展と
 美しい世界づくりに貢献することを
 目的とした団体…

 現在は、全国720カ所以上の拠点にて
  『企業に倫理を、職場に心を、家庭に愛を』
 をスローガンに

 純粋倫理に根ざした倫理経営を学び
 実践し、その輪を拡げる活動に取り組んでいます。

 その倫理法人会の、主たる活動は
  『モーニングセミナー』

 経営者の成功の鍵は朝にある…

 全国720ヵ所以上の会場で
 毎週1回、早朝に開催しているセミナーです。

 参加者は朝型の生活習慣を身につけながら
 純粋倫理の学びと
 各界で活躍する講師の体験談などを通して

 企業を、健全な繁栄へと導く
 倫理経営について学び

 会員間の交流により
 経営者にとって大切な気づきを得ています。

 この
  『モーニングセミナー』
 と併せ、中軸の活動となっているのが
  『倫理経営講演会』

 年に1回、テーマ設定の上、行われています。

 今年のテーマは
  『経営力を磨く
    ~小さなことから会社は変わる~』

 従来にも増して、先の見えない状況の中での
 事業のかじ取りは
 一層厳しいものとなっています。

 企業はあらゆる力を結集して
 この荒波を乗り越えていかなければなりません。

 求められるのは
 トップの人間力を土台とした
 経営力…

 昨日の講師は、一般社団法人 倫理研修所
 (https://www.rinri-jpn.or.jp/)
 法人局 名誉専任研究員の川又久万(ひさかず) 氏。

  『3つの気概』
 すなわち
  (1)志気
  (2)勇気
  (3)本気
 をキーワードとし

  『小さなことを積み上げる
    ことによって成せる業の大きさ』
 について、熱弁をふるっていただきました!!




 【発起設立・募集設立とは?】

 株式会社の設立方法には
  ☆発起設立
  ☆募集設立
 があります。

 『発起設立』では
 会社設立の企画者である発起人が
 設立の際に発行する株式のすべてを引き受け
 会社設立後に株主となります。

 これに対して『募集設立』とは
 発起人は、設立の際に発行する株式の
 一部を引き受けるだけで
 残りの株式については
 外部に対して引受人の募集を行います。

 そして、この募集に応じた株式引受人が
 発起人と共に
 会社設立時の株主となります。
 
 【発起設立と募集設立の手続き】
 
 会社設立のためには
  ☆出資者となる株主の確定
  ☆出資による会社財産の形成
 が必要です。

 そして、株主の確定として
 まず株式の引受けが必要です。

 発起設立の場合
 発起人が全部の株式を引き受け
 出資額全額の払込みをします。

 一方、募集設立の場合には
 発起人が最低1株ずつを引き受けて
 出資を履行し
 他に株主となる人を募集する必要があります。

 募集設立の場合には
 このように出資が履行された後
 創立総会が招集されます。

 創立総会は、設立中の会社の議決機関で
 発起人を含めた株式引受人から構成されます。

 これは、設立後の会社においては
 株主総会にあたるものです。
 (株式引受人は、会社が成立すると同時に
 株主となります)

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           編 集 後 記
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 新シリーズ『株式会社の設立手続き』の3回目
  『発起設立と募集設立』
 について考えました。

 明日は、いよいよ
  『株式会社の設立手続き』
 について見ていきます。
     
 次回も、ぜひご期待ください!!

 日本経営管理協会
 中小企業活性化支援協議会
 M&Aスペシャリスト      荒蒔 良和

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本日のポイント

 ●『発起設立』あるいは『募集設立』によって
    株式会社を設立し、会社の実体形成
  ならびに、法人格を取得することが必要です。

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