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デイリーメルマガ【事業承継ことはじめ(2025 年10月8日)】

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 事業承継   経営問題の1つとして認識しているが
  『何から手をつけていいか分からない』とお考えの事業所代表の方へ!!


 事業承継 ことはじめ( No.4309 )  2025年10月8日

          日本経営管理協会
          中小企業活性化支援協議会
          M&Aスペシャリスト      荒蒔 良和


     本日のエッセンス
      《 議事録の作成 》

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 こんにちは、荒蒔です。

 昨日は、埼玉県さいたま市へ…(笑)

 Web会議を2件。

 その後、移動して
 リアルな打合せを1件。

 Web会議は、新型コロナウイルス感染拡大が
 小康状態となった今にあっても、世の中的な動き…

 当社におきましても例外ではなく、Web会議が
 『顔を合わせ、額を突き合わせて』
 行う打合せに変わり
 徐々に『市民権』を得てきました(笑)。

 もちろん、打合せを行うとなれば
 その前には、資料の事前確認や
 打合せシミュレーション

 また終わった後には『議事メモ』の展開など

 Web会議と言えども段取りは必要ですが、やはり
 『往復の移動時間がない』
 といった状況は違います…

 そういった意味で、昨今の時間の使い方は
 目に見えて、変わってくるようになりました。

 そのリアルな打合せ 1件は
 埼玉県川越市へ…。

 先日の、明治安田 川越支社様ご主催の
  【記念講演会&異業種交流会】
 の“フォローアップ打合せ”に出席しました。

 記念講演会では
 元サッカー日本代表監督の岡田武史 氏から
 (https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A1%E7%94%B0%E6%AD%A6%E5%8F%B2?utm_source=chatgpt.com)
 
  『自ら考え、行動する、自律型』
 の選手を育成する必要性と

 その手法とも言える
  『岡田メソッド』
 について、熱く語っていただきましたが

 後半は、異業種交流会…

 200社近い事業者様が
 一堂に会しての異業種交流会でしたが

 当日の、限られた時間の中で
 すべての事業者様と話すことは
 物理的に難しいため

  『第二弾』
 の仕掛けを、明治安田 川越支社様に
 つくっていただいています。

 それは、特に交流したい3社に限って
 後日、連絡すれば

 それを受け、同支社様にて
 当該事業者様にアプローチいただき

 先方様ご了承をいただければ
 打合せを実現できるというもの…

 昨日は、その
  『第二弾』
 を行うべく

 出掛けさせていただいた次第…

 当社からは、当日いらっしゃっておられた
 運送事業者様の内から

 3社を、希望させていただきました。

 物流・運送業界における
  『2024年問題』
 は、今や、物流・運送業界のみならず
 荷主企業・消費者も一丸となって
 取り組むべき社会課題となっています。

 こうした中、働き方改革関連法の
 適用猶予期間が終了してから、1年半…

 多くの企業で、時間外労働の削減や
 労務管理の面で準備が進められ
 
 各々の事業者なりの対応が行われた一方で

  ●今後のモニタリング、さらには
    それを受けての対応を
    どのように行うべきかが分からない
  ●他の企業は、どう
   自社の形に落とし込んだのか知りたい
  ●2024年4月以降の、物流・運送業界の実態や
    現場で課題となっていることを把握したい

 という事業者も多いなど
 
 取急ぎ、それなりの対応はしたものの…
 といった状況が散見されるのが偽らざる現状です。

 一方で、かつては
  『2024年4月』
 を、早くも見通し

 2019年12月、中国は武漢にて発した
 新型コロナウイルス感染拡大が本格化した頃から

 当社においては、物流・運送業界における
 M&A支援が増加し始めましたが

 この
  『2024年問題』
 が視野に入ってきた頃から、同業界における
 M&A支援件数も、うなぎのぼりの様相を呈しました。

 そうした意味で、同問題は、当社にとっても
 引き続き、非常に、関心が高いテーマです。

 こうしたことを背景として
 3社の運送事業者様を
 希望させていただいた次第…

 希望させていただいた上で
 それに基づいた質疑応答を重ね

 あらためて
  『マッチング』
 をお願いした上で

 昨日の打合せを終了しました。




 【何のために議事録を作成するのか】

 株主総会や取締役会が開催された場合
 会社は議事録を作成しなければなりません。

 議事録とは、議事の経過の要領・結果
 場合によっては
 出席した役員の発言内容などについて
 記録したものです。

 会社法は、株主総会・取締役会・監査役会といった
 会議が開催された時には
 議事録を作成することを義務づけています。

 したがって会社は
 会社法その他法令にしたがって
 適法な議事録を作成する必要があります。

 【議事録の備置義務と閲覧・謄写請求】   

 会社法は、作成した議事録について
 備置義務を規定しています。

 この議事録は、株主など一定の者は
 閲覧・謄写の請求をすることができます。

 (1)株主総会議事録
   
   株主総会開催の日から
   原本を10年間、本店に備え置かなくては
   なりません。
   (支店備置の場合は、5年間です)

 (2)取締役会議事録

   取締役会の日から10年間
   本店に備え置かなければなりません。

 (3)監査役議事録

   監査役会の日から10年間
   本店に備え置かなければなりません。

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           編 集 後 記
 ---------------------

 今日は
  『議事録の作成』
 について考えました。

 明日は
  『議事録作成の手順』
 について見ていきます。
  
 次回も、ぜひご期待ください!!

 日本経営管理協会
 中小企業活性化支援協議会
 M&Aスペシャリスト      荒蒔 良和

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本日のポイント

 ●商業登記申請や閲覧・謄写の
   請求を受けた時に備え
  株主総会や取締役会の開催後
   会社は、議事録を作成します。 

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