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デイリーメルマガ【事業承継ことはじめ(2025 年10月3日)】

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 事業承継   経営問題の1つとして認識しているが
  『何から手をつけていいか分からない』とお考えの事業所代表の方へ!!


 事業承継 ことはじめ( No.4304 )  2025年10月3日

          日本経営管理協会
          中小企業活性化支援協議会
          M&Aスペシャリスト      荒蒔 良和


     本日のエッセンス
      《 株主総会の開催手続き 》

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 こんにちは、荒蒔です。

 昨日は、埼玉県さいたま市へ…(笑)

 午前中に、Web会議を2件。

 その後、移動して
 リアルな打合せを1件。

 Web会議は、新型コロナウイルス感染拡大が
 小康状態となった今にあっても、世の中的な動き…

 当社におきましても例外ではなく、Web会議が
  『顔を合わせ、額を突き合わせて』
 行う打合せに変わり
 徐々に『市民権』を得てきました(笑)。

 もちろん、打合せを行うとなれば
 その前には、資料の事前確認や
 打合せシミュレーション

 また終わった後には『議事メモ』の展開など

 Web会議と言えども段取りは必要ですが、やはり
  『往復の移動時間がない』
 といった状況は違います…

 そういった意味で、昨今の時間の使い方は
 目に見えて、変わってくるようになりました。

 その後、埼玉県川越市へ…。

 明治安田 川越支社様ご主催の
  【記念講演会&異業種交流会】
 に出席しました。

 記念講演会の講師は
 元サッカー日本代表監督の岡田武史 氏。
 (https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A1%E7%94%B0%E6%AD%A6%E5%8F%B2?utm_source=chatgpt.com)

 今さら、当方が
 紹介するまでもないかと思いますが…(笑)

 同氏(1966年大阪府生まれ)は、日本のサッカー界を
 代表する指導者…

 現役時代は、ディフェンダーとして
 日産自動車サッカー部(現・横浜F・マリノス)で
 ご活躍され、引退後は
 指導者として頭角を現されました。

 1997年、ワールドカップ初出場を目指す
 日本代表の監督に就任し

 1998年、フランス大会で悲願の初出場…

 2007年には再び日本代表監督に就任し

 2010年南アフリカ大会では
 チームをベスト16に導かれました。

 選手の特性を生かした
 柔軟な戦術や強いリーダーシップ
 人間味あふれる指導で知られ
 日本サッカーの発展に大きく寄与されました。
 
 現在は、クラブ経営や地域スポーツ振興に
 力を注がれ、育成・教育分野でも
 活躍を続けておられます。

 そのような同氏からの
 ご講演のテーマは
  『主体性のある選手を、どう育てるか』

 ご案内の通り、サッカーは
 ひとたび試合が始まったら、監督と選手の
 コミュニケーションが取れるのは
 ハーフタイムのみ…

 作戦タイムが与えられていない
 スポーツの1つです。

 いきおい、各選手は
 監督の指示なしに

 状況を捉え、瞬時に判断し
 即、行動しなければなりません。

 そのためには
  『指示待ち型』
 ではなく
  『自ら考え、行動する、自律型』
 の選手である必要があります。

 そうした主体性のある選手を
 いかにして、育てていくのか…

  『岡田メソッド』
 と呼ばれる、以下6つの切り口

  (1)ENJOY(楽しむ)
    サッカーを始めた頃の純粋な喜びを忘れず、自ら責任を持って
    リスクを取る心を大切にする。

  (2)OUR TEAM(我々のチーム)
    チームは監督やコーチのものではなく、選手一人ひとりのもの。
    選手が主体的にチームのことを考え、自律的に行動すること。

  (3)DO YOUR BEST(ベストを尽くす)
    チームの勝利のために、日常の準備(体調管理、集中した練習
    試合での全力)を怠らない。

  (4)CONCENTRATION(集中)
    今できることに専念し、過去の後悔や未来の不安に囚われず
    集中する姿勢を持つ。

  (5)IMPROVE(進歩)
    現状に満足せず、常に前進し続ける。成長の過程で、必ず
    波があることを認めながら、チャレンジを続ける。

  (6)COMMUNICATION(意思疎通・対話)
    相互理解を深めるためには、自己表現と他者理解の努力が
    不可欠。挨拶など、日常のコミュニケーションが土台となる。

 から、その極意を
 熱く語ってくださいました。




 【株主総会の招集】

 株主総会の招集を決めるのは、取締役会です。

 株主総会の招集通知は
 書面か電磁的方法(電子メールなどによるもの。
 本方法による通知には、それぞれの株主の承諾が必要)
 で、株主総会開催日の原則として1週間前まで
 (公開会社の場合には2週間前まで)
 には発送しなければなりません。

 招集通知には、計算書類や事業報告などを添付した上で
 株主総会の目的事項を記載しなければなりません。

 なお招集通知を発送する時点で
 (1)監査役による計算書類・事業報告書の監査
 (2)監査報告の取締役会への提出
 (3)計算書類・事業報告書の取締役会による承認
 が終了していることは言うまでもありません。

 【開催のスケジュール】 

 株主総会を開催する際には
 事前に、運営方針を決めておくことが重要です。

 時代の要請にしたがい
 積極的に情報を開示する姿勢を見せることが
 株主との信頼関係を深めるポイントとなります。

 臨時株主総会の場合には
 その決議が必要となる日から遡って
 法的に必要な期間を守って
 スケジュールを立てることになります。

 一方、定時株主総会の場合には
 事業年度末日を基準日として
 3カ月以内には開催する必要があります。
    
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           編 集 後 記
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 今日は
  『株主総会の開催手続き』
 について考えました。

 明日は
  『株主総会開催に向けた事前準備』
 について見ていきます。
 
 次回も、ぜひご期待ください!!

 日本経営管理協会
 中小企業活性化支援協議会
 M&Aスペシャリスト      荒蒔 良和

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本日のポイント

 ●株主総会の開催手続きにおいては、法令や定款を遵守し
   開かれた株主総会となるよう配慮する必要があります。

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