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事業承継 経営問題の1つとして認識しているが
『何から手をつけていいか分からない』とお考えの事業所代表の方へ!!
事業承継 ことはじめ( No.4302 ) 2025年10月1日
日本経営管理協会
中小企業活性化支援協議会
M&Aスペシャリスト 荒蒔 良和
本日のエッセンス
《 株式の消却・併合・分割 》
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こんにちは、荒蒔です。
昨日は、埼玉県さいたま市へ…(笑)
Web会議を2件。
その後、移動して
リアルな打合せを1件。
Web会議は、新型コロナウイルス感染拡大が
小康状態となった今にあっても、世の中的な動き…
当社におきましても例外ではなく、Web会議が
『顔を合わせ、額を突き合わせて』
行う打合せに変わり
徐々に『市民権』を得てきました(笑)。
もちろん、打合せを行うとなれば
その前には、資料の事前確認や
打合せシミュレーション
また終わった後には『議事メモ』の展開など
Web会議と言えども段取りは必要ですが、やはり
『往復の移動時間がない』
といった状況は違います…
そういった意味で、昨今の時間の使い方は
目に見えて、変わってくるようになりました。
その後、さいたま市内に戻り
日本ロータリーEクラブ2650の
【第544回 例会】
に出席しました。
(国際ロータリーの活動年度は、毎年7月~次年6月です)
元々、当方は
国際ロータリー第2770地区(埼玉県 南東エリア)
内の、さいたま欅ロータリークラブに所属していましたが
ロータリアンとして10年所属したことを
きっかけとして
新たな環境に身を投じたいと考え
国際ロータリー第2650地区
(京都府・滋賀県・福井県・奈良県)
内の、同クラブに移籍させていただきました。
国際ロータリーにおいて
『ロータリーEクラブ』
としての制度化後
同クラブは
『日本発のEクラブ』
として、2010年6月30日
国際ロータリーから加盟認証されました。
同クラブも含め、Eクラブの最大の特徴は
地理的制約や時間的制約があって
定時の週例会に出席しづらい
事業・専門職・地域のリーダーなどを含めた
幅広い人々に門戸をひらいていること…
定時例会も、Web上で行われ
YouTube等を駆使しての運営のため
一週間以内に出席すれば良い…
となっています。
もちろん、実際の活動は、“リアル”に
集まって行うことになりますが
こうした特徴もあって、会員も
日本国内のみならず、15都道府県の
メンバーが所属しています。
昨日も同様…
当方スケジュールに
したがっての、当方のみの例会参加…
本例会のテーマは
『米山奨学生イニシエーションスピーチ』
米山奨学生活動は
日本のロータリークラブ独自の活動…
日本で学ぶ外国人留学生を支援する
民間最大規模の奨学金事業です。
1952年に創設され、国際理解と友好を深める
ことを目的としていますが
経済的援助にとどまらず
各地のロータリークラブ会員が
奨学生の生活面や文化交流を支援し
日本社会への適応を助ける点が特色です。
奨学生は「世話クラブ」に所属し
会合参加や地域活動を通じて人脈を築き
日本の文化や価値観を学び
卒業後は、世界各地で
『米山学友会(米山奨学生OB・OG会)』
として活躍し、国際的な
ネットワークを広げています。
今回、イニシエーションスピーチに
登壇してくださったのは
中国出身の、楊 雅童 氏。
日本留学前の
中国における様子に始まり
なぜ、当該専門分野を専攻しようとしたのか
その専門を活かし
将来は、どのようなことをやりたいのか
熱く、語ってくださいました。
【株式の消却】
現在の会社法における『株式の消却』とは
会社が、株主から株式を取得した上でなされる
自己株式の消却を意味します(178条1項)。
会社は自己株式の取得手続にしたがった上で
取締役会設置会社であれば
取締役会の決議で、株式を消却することになります。
【株式の併合】
『株式の併合』とは、数個の株式を合わせ
それよりも少数の株式とすることをいいます。
株式の併合は、株主の利益に重大な影響を与えるので
会社法では、株主の利益を保護するための規定
すなわち株主総会の特別決議を要求し
取締役に、株式併合を必要とする理由を
開示する義務を課しています。
【株式の分割】
『株式の分割』とは、既存の株式を細分化して
以前よりも多数の株式とすることをいいます。
株式の分割は、1株あたりの株価が
高騰した場合に株価を引き下げ
一般の小口投資家の株式購入を容易にし
また株式を譲渡しやすくする効果があります。
資本の額は変更されず
新株の無償での発行という形で
既存株主に対し、持株数に応じて交付されるので
その利益に実質的な影響はありません。
そのため、都度、株主総会の決議によって
決定することができます。
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編 集 後 記
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今日は
『株式の消却・併合・分割』
について考えました。
明日は
『株主総会のしくみ』
について見ていきます。
次回も、ぜひご期待ください!!
日本経営管理協会
中小企業活性化支援協議会
M&Aスペシャリスト 荒蒔 良和
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本日のポイント
●株式消却は、会社が取得した自己株式を
取締役会決議で消滅させる行為です。
一方、株式併合は、株式数を減らす行為のため
株主総会での特別決議が必要となります。
また、株式分割は、株式を増やし
流動性向上を図るものですが、資本額は変わりません。
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