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デイリーメルマガ【事業承継ことはじめ(2025 年1月9日)】

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 事業承継   経営問題の1つとして認識しているが
  『何から手をつけていいか分からない』とお考えの事業所代表の方へ!!


 事業承継 ことはじめ( No.4037 )  2025年1月9日

          日本経営管理協会
          中小企業活性化支援協議会
          M&Aスペシャリスト      荒蒔 良和


     本日のエッセンス
      《 M&A 》

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 こんにちは、荒蒔です。

 昨日も引き続き

 昨年お世話になった各社様へ
 年始挨拶にお邪魔させて頂きました。

 年始ご多用のところと拝察し
 
 これまで同様、できるだけ
 『短時間での挨拶』
 を心がけ

 限られた時間ながらも、今年1年間の
 挨拶をさせていただくべく、駆け回りました(笑)。

 その後、さいたま市内へ戻り
 当方の所属する

 国際ロータリー第2770地区(埼玉県の南東エリア)
 (https://ri2770.com/)
 ロータリー財団部門が主催する
 次年度(2025年7月~2026年6月)委員長会議に
 出席しました。

 国際ロータリーでは、全世界で一斉に
 毎年7月で、年度が切り替わります。

 国際ロータリーの最初の会計年度は
 第1回大会が終了した翌日
 1910年8月18日に始まりました。

 翌年度も同様に、国際大会の日程に合わせ
 8月21日開始となっています。

 こうした中、さらに翌年の1912年8月
 国際ロータリー理事会が
 当時の国際ロータリークラブ連合会の
 会計監査を依頼した際

 クラブ幹事と会計が、十分な時間をもって
 大会に向けた財務報告を準備し
 クラブ代議員の数を決定できるよう

 会計年度の最終日は6月30日にするのが良い
 との提案を公認会計士から受けました。

 国際ロータリー執行委員会は、これに同意し
 1913年4月の会合で、6月30日を
 会計年度最終日と定めました。

 以降、この決定に伴い

 ロータリー年度は
 ●毎年6月30日を年度最終日
 ●毎年7月1日を年度開始日
 とした…とされています。

 当方も、次年度は同部門で7年目…

 中堅にあたる立場になりますが(笑)

 こうした中、次年度は
 同部門にて資金管理委員長を務めます。

 DDF(地区財団活動資金)利用の
 状況を管理・俯瞰することで

 全体最適となる補助金の利用について
 示唆を行う役割が当委員会…

 昨日は、第1回目の会議ということもあり
  (1)部門としての方向性や役割
  (2)年間スケジュール
  (3)次年度暫定予算
 などについて確認、意見交換を行いました。




 【M&Aとは?】

 M&Aは『Mergers and Acquisitions』の略で
 『企業の合併と買収』を意味することばです。

 M&Aを行う理由としては
 (1)事業の拡大・縮小のため
 (2)事業の効率化のため
 (3)後継者問題の解決のため
 といったものがありますが
 これらの理由の中では
  『事業の拡大・縮小のため』
 という理由が一般的です。

 またM&Aを活用すれば、事業を
 短時間の内に、一気に拡大できる場合があります。

 【M&Aのメリットとは?】

 M&Aのメリットは、何といっても
 事業のスピードアップです。
 例えば、商品の販路を持たないメーカーが
 販売会社とM&Aを行えば
 短期間で販売網を獲得できます。

 またM&Aによって、事業を拡大することができます。
 とりわけ同業種あるいは近い業種のM&Aでは
 事業規模の拡大が期待できます。

 さらに、事業と事業の相乗効果を
 見込むことができます。

 例えば
 技術開発力に強みを持つが販売力では劣る会社と
 販売力に強みを持つが技術開発力が追いつかない会社と
 合併する場合では
 それぞれの弱点を補い合う相乗効果が期待できます。

 【M&Aのデメリットは?】

 もちろんM&Aにもデメリットはあります。
 
 1つめは、企業体質や社風の違いによる
 現場の混乱です。

 例えば、合併した企業の文化・風土が
 余りにも違うと
 事業方針などの違いにより現場が混乱し
 期待した効果が得られない場合があります。

 また従業員のやる気を削ぐおそれもあります。

 例えば、会社分割などによって
 ある事業部門を別会社にして
 他の会社に売却する場合などです。

 当該事業部門に所属している従業員が
 元の会社に対して高い忠誠心を持っていると
 会社分割によって
 やる気を失う可能性があります。 

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           編 集 後 記
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 今日は新シリーズ
  『事業再編の基礎知識』
 の2回目として
  『M&A』
 について考えました。

 明日は
  『組織再編行為』
 について見ていきます。 
    
 次回も、ぜひご期待ください!!

 日本経営管理協会
 中小企業活性化支援協議会
 M&Aスペシャリスト      荒蒔 良和

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本日のポイント

 ●M&Aを活用すれば、短期間で事業を拡大することができます。

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