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デイリーメルマガ【事業承継ことはじめ(2025 年1月18日)】

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 事業承継   経営問題の1つとして認識しているが
  『何から手をつけていいか分からない』とお考えの事業所代表の方へ!!


 事業承継 ことはじめ( No.4046 )  2025年1月18日

          日本経営管理協会
          中小企業活性化支援協議会
          M&Aスペシャリスト      荒蒔 良和


     本日のエッセンス
      《 事業譲渡 》

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 こんにちは、荒蒔です。

 昨日は、埼玉県さいたま市へ…(笑)

 Web会議を1件。

 その前後に移動して
 リアルな打合せを2件。
 
 Web会議は、新型コロナウイルス感染拡大が
 小康状態となった今にあっても、世の中的な動き…

 当社におきましても例外ではなく、Web会議が
  『顔を合わせ、額を突き合わせて』
 行う打合せに変わり
 徐々に『市民権』を得てきました(笑)。

 もちろん、打合せを行うとなれば
 その前には、資料の事前確認や
 打合せシミュレーション

 また終わった後には『議事メモ』の展開など

 Web会議と言えども段取りは必要ですが、やはり
  『往復の移動時間がない』
 といった状況は違います…

 そういった意味で、昨今の時間の使い方は
 目に見えて、変わってくるようになりました。

 そのWeb会議 1件は
 当社ビジネスパートナーM氏との打合せ。

 前職時代から、悲喜を
 共にしてきた同氏…

 長きにわたる“戦友”のお一人です。

 当方より、一足早く独立され
 株式会社チャイナ・ストラテジー・パートナーズを設立。
 (https://csp-japan.com/company/)

 日本企業の、中国あるいは東南アジアにおける

 ビジネスチャンスの拡大
 あるいは
 ビジネスリスクの軽減 

 といった切り口から
 ビジネスをサポートすべく

 (1)売上・利益拡大
 (2)外国人材の採用
 (3)資金調達
 (4)現地法人の設立
 (5)品質の確保
 (6)労働争議の回避

 等といったサービスを提供されておられます。

 ただ、昨日のテーマは
  【インバウンド向けのサービス】
 
 先日16日、観光庁からも

 訪日外国人旅行者数が過去最高…
 (3687万人…コロナ前の2019年に記録した
 年間値3188万人を上回り、過去最高!!)

 年間の訪日外国人旅行消費額も

 旅行者数の増加に加え
 円安などを背景に1人当たりの旅行支出が伸び
 過去最高の8兆1395億円を記録…

 との発表がなされましたが

 こうしたインバウンド向け需要の取込み

 あるいは外国人材を採用した後の
 日本企業需要の取込み

 といった、日本市場における取組みが主題…

 例によって、“膝を交え”

 喧々諤々、意見交換・情報交換を
 させていただきました。




 【事業譲渡は? 】

 『事業譲渡』とは、会社の
 事業の一部または全部を他の会社に売却することです。

 これに対し会社そのものを売る場合は
 企業譲渡または企業売却といいます。

 事業譲渡の場合は、事業の譲渡後も
 既存の経営陣が残るため、既存の経営陣が残らない
 企業譲渡または企業売却とは異なります。 

 会社法は、事業を譲渡する場合、譲受する場合の
 双方について
 株主総会の特別決議が必要な場合を想定しています。

 事業譲渡については
 (1)手掛けている事業を全部譲渡する場合
 (2)複数ある事業の内、重要な事業を譲渡する場合
 いずれの場合も、株主総会の特別決議が必要です。

 一方、他社から事業を譲リ受ける場合
 事業を全部譲り受ける場合に
 株主総会の特別決議が必要になります。

 【事業譲渡のメリット】

 事業譲渡は
 (1)会社を倒産から救う
 (2)会社を清算する
 (3)事業再編をする
 などの場合に使われます。

 『会社を倒産から救う』とは
 優良な事業の一部を売却して、売却益で会社を
 立て直すといったイメージです。

 『会社を清算する』とは
 事業を売却して売却益を会社清算のための
 資金にするケースです。

 『事業再編』とは
 自社にとっては必要のない事業や採算のとれない
 事業の譲渡により
 経営体質を強化することを意味します。

 事業譲渡は株式売却と異なり
 買い手と売り手が自由に
 譲渡対象である資産や負債の内容を
 決めることができます。

 したがって買う方にとって
 不要な資産を買う必要がないほか
 不良資産を買わされるおそれもないため
 話がまとまりやすいといった
 メリットがあります。

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           編 集 後 記
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 今日は
  『事業譲渡』
 について考えました。

 明日は
  『会社分割』
 について見ていきます。
    
 次回も、ぜひご期待ください!!

 日本経営管理協会
 中小企業活性化支援協議会
 M&Aスペシャリスト      荒蒔 良和

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本日のポイント

 ●事業譲渡には
   事業対象を、自由に決められるというメリットがあります。

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