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事業承継 経営問題の1つとして認識しているが
『何から手をつけていいか分からない』とお考えの事業所代表の方へ!!
事業承継 ことはじめ( No.4045 ) 2025年1月17日
日本経営管理協会
中小企業活性化支援協議会
M&Aスペシャリスト 荒蒔 良和
本日のエッセンス
《 事業再編と会社の終結 》
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こんにちは、荒蒔です。
昨日は、埼玉県さいたま市へ…(笑)
Web会議を1件。
その後、移動して
リアルな打合せを1件。
Web会議は、新型コロナウイルス感染拡大が
小康状態となった今にあっても、世の中的な動き…
当社におきましても例外ではなく、Web会議が
『顔を合わせ、額を突き合わせて』
行う打合せに変わり
徐々に『市民権』を得てきました(笑)。
もちろん、打合せを行うとなれば
その前には、資料の事前確認や
打合せシミュレーション
また終わった後には『議事メモ』の展開など
Web会議と言えども段取りは必要ですが、やはり
『往復の移動時間がない』
といった状況は違います…
そういった意味で、昨今の時間の使い方は
目に見えて、変わってくるようになりました。
その後、埼玉県川越市へ…
当方の所属する埼玉県倫理法人会の
(https://www.rinri-saitama.org/)
配下組織の扱いとなる
川越市倫理法人会の
【倫理経営基礎講座】
に出席しました。
1980年(昭和55年)にスタートした倫理法人会は
実行によって直ちに正しさが証明できる
『純粋倫理(くらしみち)』
を基底に
経営者の自己革新をはかり
心の経営をめざす人々のネットワークを拡げ
共尊共生の精神に則った、健全な繁栄を実現し
地域社会の発展と
美しい世界づくりに貢献することを
目的とした団体…
現在は、全国720カ所以上の拠点にて
『企業に倫理を、職場に心を、家庭に愛を』
をスローガンに
純粋倫理に根ざした倫理経営を学び
実践し、その輪を拡げる活動に取り組んでいます。
その倫理法人会の、主たる活動は
【モーニングセミナー】
経営者の成功の鍵は朝にある…
全国720ヵ所以上の会場で
毎週1回、早朝に開催しているセミナーです。
参加者は朝型の生活習慣を身につけながら
純粋倫理の学びと
各界で活躍する講師の体験談などを通して
企業を、健全な繁栄へと導く
倫理経営について学び
会員間の交流により
経営者にとって大切な気づきを得ています。
こうした同セミナーは
各法人会の役員が中心となって
運営されていますが
(当方も、役員の“端くれ”です(笑))
その役員向けに
特別に用意されているのが
【倫理経営基礎講座】
月に1回、夜間に行われるもので
『倫理経営(純粋倫理に基づいた経営)』
の基礎を学ぶことができ
自社の成長と社員の幸福を
本気で目指す
「経営者」
としての成長を目的として
純粋倫理の理解と実践力の向上を
図ることができる
非常に学びの多い講座となっています。
講師は、倫理研究所研究員や
法人スーパーバイザーなど
倫理経営のスペシャリスト…
なかなかスケジュールが合わず
実に、4年ぶり(!!)となった
同講座に出席し
ご講義を拝聴させていただきました。
【終結の方法にもいろいろある 】
会社の終結方法には、大きく分けると
前向き・発展的な終わらせ方と
後向き・衰退的な終わらせ方があります。
前向き・発展的な終わらせ方とは
事業の拡大を図ることを目的として
今までとは会社の在り方を変えるものです。
M&Aがその典型、具体的には
合併、分割、株式譲渡などがあります。
一方、後向き・衰退的な終わらせ方の典型は
事業不振あるいは後継者がいないという
理由による倒産、破産がそれにあたります。
【進むべき方向性をいつ決めるのか】
会社を終結させる決断をいつするか…
まず、前向き・発展的な終わらせ方の場合
決断するために検討すべき要素には
人材・物資・資金・時間・情報
の5つがあります。
(1)人材
会社を終わらせることによって
人材を、いままで以上に
有効活用できるようになるのか
を検討する必要があります。
(2)物資
有効活用できるモノが手に入るのか
といったことを検討します。
(3)資金
得られる可能性のある利益と
失敗する際のリスクとを
比較して決断する必要があります。
(4)時間
会社を買収することによって
人を育てる時間…
物を調達するための時間…
市場を確保するための時間…
これらを大幅に短縮できる一方で
金を投じるリスクを
天秤にかける必要があります。
(5)情報
M&Aなどによって、事業規模が大きくなり
いままで以上に貴重な情報が入る
可能性がある一方で
規模が大きくなり過ぎ
業界の中で孤立してしまい
かえって情報が入ってこなくなるという
おそれもあります。
一方、後向き・衰退的な終わらせ方の場合
検討すべき要素には
(1)財務状況
(2)キャッシュフロー状況
(3)会社内部の状況
(4)外部環境
の4つがあります。
財務状況では、赤字の大きさや期間が
判断基準となりますが
『黒字倒産』の事例も多いことから
キャッシュフロー状況も
十分に吟味しなければなりません。
会社内部の状況は
社員の士気、経営陣のやる気の見極めをはじめ
経営資源の見直しを行います。
外部環境では
業界の動向、取引先の反応などの見極めを
行う必要があります。
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編 集 後 記
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今日は
『事業再編と会社の終結』
について考えました。
明日は
『事業譲渡』
について見ていきます。
次回も、ぜひご期待ください!!
日本経営管理協会
中小企業活性化支援協議会
M&Aスペシャリスト 荒蒔 良和
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本日のポイント
●会社の終結には
前向きな終わらせ方と後向きな終わらせ方があります。
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