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デイリーメルマガ【事業承継ことはじめ(2024年9月25日)】

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 事業承継   経営問題の1つとして認識しているが
  『何から手をつけていいか分からない』とお考えの事業所代表の方へ!!


 事業承継 ことはじめ( No.3931 )  2024年9月25日

          日本経営管理協会
          中小企業活性化支援協議会
          M&Aスペシャリスト      荒蒔 良和


     本日のエッセンス
      《 株式会社 》

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 こんにちは、荒蒔です。

 昨日は、埼玉県さいたま市へ…(笑)

 Web会議を2件。

 その間をぬって、移動して
 リアルな打合せを1件。

 Web会議は、新型コロナウイルス感染拡大が
 小康状態となった今にあっても、世の中的な動き…

 当社におきましても例外ではなく、Web会議が
 『顔を合わせ、額を突き合わせて』
 行う打合せに変わり
 徐々に『市民権』を得てきました(笑)。

 もちろん、打合せを行うとなれば
 その前には、資料の事前確認や
 打合せシミュレーション

 また終わった後には『議事メモ』の展開など

 Web会議と言えども段取りは必要ですが、やはり
 『往復の移動時間がない』
 といった状況は違います…

 そういった意味で、昨今の時間の使い方は
 目に見えて、変わってくるようになりました。

 その後、さいたま市内に戻り

 当方の所属する
 国際ロータリー第2770地区(埼玉県の南東エリア)
 さいたま欅ロータリークラブの
 定時例会に出席しました。

 同例会における、昨日の卓話テーマは
  【『ロータリーの友』にふれる】

  『ロータリーの友』
  (https://www.rotary-no-tomo.jp/)
 は、国際ロータリー(米国)より
 ロータリー地域雑誌に指定された

 主に、日本のロータリークラブ会員向けに
 発行されている月刊誌…

 国内の活動や
 国際ロータリーの方針紹介を中心に

 会員同士の意見交換
 地区大会の講演や卓話の要旨などが
 掲載されています。

 私たちロータリークラブ会員の
  『三大義務』
 として
  (1)会費の納入
  (2)例会の出席
 に続き
  (3)『ロータリーの友』の購読
 とされているほど、重要な情報誌…

 当方も、当地区役員の一人として
  『重要な情報リソース』
 である同誌を活用させていただいています。 

 昨日の講師は、当地区において
  『ロータリーの友』
 の編集担当者を務めておられる
 板橋智之氏…
 
 同氏からは、こうした
  『ロータリーの友』
 の歴史にはじまり

 掲載情報の見方から
 その投稿要領に至るまで

 幅広い観点から、興味深く
 語っていただきました。




 【株式会社とは、どのような会社なのか】

 株式会社は
 株主総会と取締役という機関が
 基本となる会社です。

 株主総会とは
 会社の基本的な経営方針を決める機関で
 会社に出資した者(株主)が集まって
 経営方針を決めます。

 株主総会は、毎年必ず
 行わなければなりません(定時株主総会)。

 通常、決算日から3カ月以内に行われます。
 定時株主総会では
 決算書(貸借対照表など)の承認が中心ですが
 役員の変更などもできます。

 取締役とは、株主総会で決まった経営方針を
 実行する機関のことです。

 取締役が複数いる場合には、通常
 代表取締役を選びます。

 代表取締役は
 取締役が決めた経営方針を実行します。

 【所有と経営の分離とは】

 株式会社の出資者は株主ですから
 株主自ら経営を行うというのが本筋ともいえますし
 小規模な企業では
 それが通常と考えられます。

 しかし、大企業では
 より多くの資金が必要ですので
 それだけ多くの出資者(=株主)が必要となります。

 一方で、多くの株主の関心は様々で
 経営よりは専ら利益配当にしか興味がない
 株主もいるでしょう。

 そこで株式会社では
 会社の所有者である株主と
 会社の経営者である取締役らとが
 制度上、分離されてきました。

 このことを、株式会社における
 所有と経営の分離といいます。

 【株主は出資義務以外の責任を負わない】

 株式会社では、出資者は
 自分が引き受けた株式について
 出資義務を負うだけで
 例えば、会社が債権者に
 債務を支払わなかったとしても
 株主が会社に代わって
 支払義務を負うことはありません。

 これを『株主の間接有限責任』といいます。

 出資者は出資額に応じて
 株式を取得することができ
 会社に対するさまざまな権利を
 得ることになります。

 この株式制度と株主の間接有限責任が
 株式会社の最大の特徴です。 
 
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           編 集 後 記
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 今日は新シリーズ
  『会社法』
 の3回目として
  『株式会社とは何か』
 を考えました。

 明日は、さらに掘り下げ
  『株式会社の機関設計』
 について考えます。

 次回も、ぜひご期待ください!!

 日本経営管理協会
 中小企業活性化支援協議会
 M&Aスペシャリスト      荒蒔 良和

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本日のポイント

 ●株主は、会社の経営にタッチしません。

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