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事業承継 経営問題の1つとして認識しているが
『何から手をつけていいか分からない』とお考えの事業所代表の方へ!!
事業承継 ことはじめ( No.3881 ) 2024年8月6日
日本経営管理協会
中小企業活性化支援協議会
M&Aスペシャリスト 荒蒔 良和
本日のエッセンス
《 帳簿類や資本金・準備金・剰余金 》
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こんにちは、荒蒔です。
昨日は、埼玉県さいたま市へ…(笑)
Web会議を1件。
その前後に移動して
リアルな打合せを2件。
Web会議は、新型コロナウイルス感染拡大が
小康状態となった今にあっても、世の中的な動き…
当社におきましても例外ではなく、Web会議が
『顔を合わせ、額を突き合わせて』
行う打合せに変わり
徐々に『市民権』を得てきました(笑)。
もちろん、打合せを行うとなれば
その前には、資料の事前確認や
打合せシミュレーション
また終わった後には『議事メモ』の展開など
Web会議と言えども段取りは必要ですが、やはり
『往復の移動時間がない』
といった状況は違います…
そういった意味で、昨今の時間の使い方は
目に見えて、変わってくるようになりました。
そのリアルな打合せ 2件の内、1件は
埼玉県鴻巣市へ…
ある生活関連サービス事業者様との
事業再構築補助金に関する
『事業報告書』
に関する打合せに臨みました。
事業再構築補助金は
中小企業庁が実施する補助金の1つで
中小企業などが新たに取り組む
付加価値を高める事業を支援するため
広い分野において補助をするもの…
具体的には
『新分野展開や業態転換
事業・業種転換等の取組み
事業再編、または、これらの取組み』
が事業の対象となります。
これまでは、事業再構築要件および
コロナ禍における売上高減少要件がありましたが
第10回公募からは以下の2点となりました。
(1)事業計画について
認定経営革新等支援機関の確認を受けること
(2)付加価値額を向上させること
上記2点の内、特に
付加価値額の向上については
補助事業終了後3~5年で
●付加価値額の年率平均3~5%以上の増加
(申請枠により異なる)
●従業員1人当たり付加価値額の
年率平均3~5%以上の増加
(申請枠により異なる)
が求められます。
なお、各応募枠は下記の通りで
補助率は、1/2、1/3、2/3
が基本となりますが
各応募枠によって補助率も異なっています。
(1)成長枠
新規事業が拡大市場に属する
(2)グリーン枠
グリーン成長戦略の
課題の解決に資する取り組みを行う
(3)産業構造転換枠
既存事業が縮小市場に属する
(4)物価高騰対策・回復再生応援枠
原油価格や物価高騰の影響で
売上高が大幅に減少
昨日の事業者様は
かつて当社が支援させていただき
晴れて、採択・交付申請済…
現在は、補助金給付を受けられ
“当該事業の報告フェーズ”
に入られておられます。
まずは、同補助金事務局からの
コメントを共有した上で
一度、提出した報告内容を確認…
修正方針について意見交換した上で
具体的な修正作業を
一つひとつ、行っていきました。
【株式会社が作成する帳簿類】
(1)会計帳簿
(2)貸借対照表
(3)損益計算書
(4)株主資本等変動計算書と個別注記表
(5)事業報告
(6)付属明細書
【資本金と準備金の関係】
(1)資本金
会社に最低限確保されるべき一定の額
(2)準備金
会社の純資産額のうち、資本の額を超え
会社に留保される額
⇒ 資本準備金
利益以外の財源から積み立てられる準備金
⇒ 利益準備金
毎決算期の利益の一部を貯めて、将来に
備えるために積み立てられる準備金
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編 集 後 記
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今日は
『帳簿類や資本金・準備金・剰余金』
について考えました。
明日は
『損益計算書の構成』
について見ていきます。
次回も、ぜひご期待ください!!
日本経営管理協会
中小企業活性化支援協議会
M&Aスペシャリスト 荒蒔 良和
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本日のポイント
●会社の会計においては、法律上
さまざまな書類の作成が義務付けられています。
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