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デイリーメルマガ【事業承継ことはじめ(2024年8月26日)】

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 事業承継   経営問題の1つとして認識しているが
  『何から手をつけていいか分からない』とお考えの事業所代表の方へ!!


 事業承継 ことはじめ( No.3901 )  2024年8月26日

          日本経営管理協会
          中小企業活性化支援協議会
          M&Aスペシャリスト      荒蒔 良和


     本日のエッセンス
      《 事業再編と会社の終結 》

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 こんにちは、荒蒔です。

 昨日は、茨城県久慈郡大子町へ…

 当方の所属する埼玉県倫理法人会の
 同じ配下組織の扱いとなる
 
 川越市倫理法人会 主催の
  『ミステリーツアー』
 に参加しました。

 1980年(昭和55年)にスタートした倫理法人会は
 実行によって直ちに正しさが証明できる
  『純粋倫理(くらしみち)』
 を基底に

 経営者の自己革新をはかり
 心の経営をめざす人々のネットワークを拡げ
 共尊共生の精神に則った、健全な繁栄を実現し

 地域社会の発展と
 美しい世界づくりに貢献することを
 目的とした団体…

 現在は、全国720カ所以上の拠点にて
  『企業に倫理を、職場に心を、家庭に愛を』
 をスローガンに

 純粋倫理に根ざした倫理経営を学び
 実践し、その輪を拡げる活動に取り組んでいます。

 その倫理法人会の、主たる活動は
  『モーニングセミナー』

 経営者の成功の鍵は朝にある…

 全国720ヵ所以上の会場で
 毎週1回、早朝に開催しているセミナーです。

 参加者は朝型の生活習慣を身につけながら
 純粋倫理の学びと
 各界で活躍する講師の体験談などを通して

 企業を、健全な繁栄へと導く
 倫理経営について学び

 会員間の交流により
 経営者にとって大切な気づきを得ています。

 一方で、同法人会も
 上記モーニングセミナーばかりを
 行っているわけではなく(笑)…

 様々な趣向を凝らし
 会員である経営者同士の

 親睦をはかれるような活動も
 行っています。

 昨日の
  『ミステリーツアー』
 も、その一環…

 もちろん
  『ミステリーツアー』
 ですから

 出発時点では

 どこへ行くか
 知らされてはいないがらも 

 観光バス1台を貸し切り

 会員同士、車内にて
 朝から一杯、吞りながら(笑)

 大いに、親睦を深めさせていただきました。

 そうこうしている内に
  『袋田の滝』
 に到着。
 
  『袋田の滝』
 は、茨城県久慈郡大子町袋田にある滝。

 久慈川支流の滝川上流に位置し

 4段の滝、合計120mの長さ
 73mの幅を誇り

 冬期は、滝が凍結する「氷瀑」現象が
 発生することがあります。

 華厳の滝(栃木県)、那智の滝(和歌山県)
 と共に、日本三大名瀑の一つに挙げられています。

 奥久慈県立自然公園に指定されていますが

 華厳の滝が日光国立公園
 那智の滝が吉野熊野国立公園に指定されているのに対し

 袋田の滝は、国立公園にも国定公園にも
 指定されていないといった特徴もあります。

 ほろ酔い状態ではありましたが(笑)

 そのような袋田の滝を

 他会員と共に
 間近に眺め

 清々しくも、勇壮な姿を満喫しました!!




 【終結の方法にもいろいろある 】

 会社の終結方法には、大きく分けると
 前向き・発展的な終わらせ方と
 後向き・衰退的な終わらせ方があります。

 前向き・発展的な終わらせ方とは
 事業の拡大を図ることを目的として
 今までとは会社の在り方を変えるものです。

 M&Aがその典型、具体的には
 合併、分割、株式譲渡などがあります。

 一方、後向き・衰退的な終わらせ方の典型は
 事業不振あるいは後継者がいないという
 理由による倒産、破産がそれにあたります。
 
 【進むべき方向性をいつ決めるのか】
 
 会社を終結させる決断をいつするか… 

 まず、前向き・発展的な終わらせ方の場合
 決断するために検討すべき要素には
  人材・物資・資金・時間・情報
 の5つがあります。

 (1)人材

   会社を終わらせることによって
   人材を、いままで以上に
   有効活用できるようになるのか
   を検討する必要があります。

 (2)物資

   有効活用できるモノが手に入るのか
   といったことを検討します。

 (3)資金

   得られる可能性のある利益と
   失敗する際のリスクとを
   比較して決断する必要があります。

 (4)時間

   会社を買収することによって
   人を育てる時間…
   物を調達するための時間…
   市場を確保するための時間…
   これらを大幅に短縮できる一方で
   金を投じるリスクを
   天秤にかける必要があります。

 (5)情報

   M&Aなどによって、事業規模が大きくなり
   いままで以上に貴重な情報が入る
   可能性がある一方で
   規模が大きくなり過ぎ
   業界の中で孤立してしまい
   かえって情報が入ってこなくなるという
   おそれもあります。

 一方、後向き・衰退的な終わらせ方の場合
 検討すべき要素には
 (1)財務状況
 (2)キャッシュフロー状況
 (3)会社内部の状況
 (4)外部環境
 の4つがあります。
 
 財務状況では、赤字の大きさや期間が
 判断基準となりますが
 『黒字倒産』の事例も多いことから
 キャッシュフロー状況も
 十分に吟味しなければなりません。

 会社内部の状況は
 社員の士気、経営陣のやる気の見極めをはじめ
 経営資源の見直しを行います。

 外部環境では
 業界の動向、取引先の反応などの見極めを
 行う必要があります。 
  
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           編 集 後 記
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 今日は
  『事業再編と会社の終結』
 について考えました。

 明日は
  『事業譲渡』
 について見ていきます。

 次回も、ぜひご期待ください!!

 日本経営管理協会
 中小企業活性化支援協議会
 M&Aスペシャリスト      荒蒔 良和

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本日のポイント

 ●会社の終結には
   前向きな終わらせ方と、後向きな終わらせ方があります。

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