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デイリーメルマガ【事業承継ことはじめ(2024年8月21日)】

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 事業承継   経営問題の1つとして認識しているが
  『何から手をつけていいか分からない』とお考えの事業所代表の方へ!!


 事業承継 ことはじめ( No.3896 )  2024年8月21日

          日本経営管理協会
          中小企業活性化支援協議会
          M&Aスペシャリスト      荒蒔 良和


     本日のエッセンス
      《 合併 》

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 こんにちは、荒蒔です。

 昨日は、埼玉県さいたま市へ…(笑)

 Web会議を2件。

 その間をぬって、移動し
 リアルな打合せを1件。

 Web会議は、新型コロナウイルス感染拡大が
 小康状態となった今にあっても、世の中的な動き…

 当社におきましても例外ではなく、Web会議が
 『顔を合わせ、額を突き合わせて』
 行う打合せに変わり
 徐々に『市民権』を得てきました(笑)。

 もちろん、打合せを行うとなれば
 その前には、資料の事前確認や
 打合せシミュレーション

 また終わった後には『議事メモ』の展開など

 Web会議と言えども段取りは必要ですが、やはり
 『往復の移動時間がない』
 といった状況は違います…

 そういった意味で、昨今の時間の使い方は
 目に見えて、変わってくるようになりました。

 そのWeb会議2件の内、1件は
 先日も打合せさせていただいた

 当社ビジネスパートナーM氏との打合せ。

 M氏とは、当方の前職時代から
 お付き合いさせていただいていますが

 現在は、中国市場をターゲットとする
 マーケティングを、生業(なりわい)と
 されておられる同氏…

 かつては、同氏との協業によって
 中国は、上海を拠点として
 ビジネスを展開させていただきました。

 そのような同氏とは先日

 やはり、当社ビジネスパートナーから
 当社に持ち込んでいただいた

 現在、売却側FA(※1)を務めておられる
 ある老舗旅館の売却案件について、議論…

 (※1)FA(Financial Adviser)
  「譲受企業(買い手)」
  もしくは
  「譲渡企業(売り手)」
  のどちらかにつくM&Aのアドバイザー。

 本案件の内容を鑑みた際

 インバウンド旅行客のツアーを
 企画されておられるような
 旅行会社が
 ご関心を示されるのでは…

 との仮説にもとづき

 本案件の概要をふまえた上で
  『メリット』
  『デメリット』
 
 さらには、買収いただいた際に想定される
  『効果』 
 について、一通り
 議論させていただきましたが

 買収候補メンバーとして
 具体的に、名前があがってきたとの
 報告を受け

 昨日の“打合せ”を
 設定させていただいた次第…

 まずはM氏から、買収候補メンバーの
 ご紹介をいただき

 ノンネームシート(※2)に基づく
 M氏との、最初の打合せにおける
 反応などを共有させていただきながら

 今後の進め方について
 議論させていただきました。

 (※2)ノンネームシート
   譲受企業(買い手)が、候補企業を選定する
  際に活用する、譲渡企業(売り手)に関する概要資料。
   秘密保持の観点から、譲渡企業(売り手)が
  特定されないよう、資料には匿名性が保たれた状態で
  企業情報が記載される。




 【合併とは】

 『合併』とは、複数の会社がひとつの会社になることです。

 会社法では
 (1)吸収合併
 (2)新設合併
 があります。
 
 吸収合併は
 合併する複数の会社の内の1社が存続して
 他の会社を吸収する方式です。

 一方、新設合併とは
 新しい会社を作って、合併する複数の会社が
 新会社に吸収される方式です。

 合併では、吸収合併を利用するのが普通です。

 その理由は、新設合併の場合
 新会社はあらためて登記をしなければならなかったり
 許認可が必要な業種では
 新しく許認可を取り直さなければならなかったりと
 事務手続き上の煩わしさがあるからです。

 【合併のメリットとデメリット】

 合併のメリットとしてまず挙げられるのが
 事業規模の拡大です。

 また2つの会社が合併すれば
 管理部門にかかる経費や店舗数の削減により
 管理部門や事業部門にかかる
 経費のカットが可能になります。

 さらに合併によって
 得意分野を相互活用すれば
 顧客に提供できる商品やサービスの幅や質を
 高めることができます。

 一方、企業風土が余りにも
 異なる会社同士が合併すると
 経営陣や従業員の間に派閥争いが起こり
 現場が混乱して、事業遂行に支障が出るおそれが
 あります。
  
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           編 集 後 記
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 今日は
  『合併』
 について考えました。

 明日は
  『合併の種類』
 について見ていきます。

 次回も、ぜひご期待ください!!

 日本経営管理協会
 中小企業活性化支援協議会
 M&Aスペシャリスト      荒蒔 良和

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本日のポイント

 ●合併のメリット・デメリットを
   しっかりとおさえておく必要があります。

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