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事業承継 経営問題の1つとして認識しているが
『何から手をつけていいか分からない』とお考えの事業所代表の方へ!!
事業承継 ことはじめ( No.3893 ) 2024年8月18日
日本経営管理協会
中小企業活性化支援協議会
M&Aスペシャリスト 荒蒔 良和
本日のエッセンス
《 M&A 》
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こんにちは、荒蒔です。
昨日は、埼玉県さいたま市へ…(笑)
Web会議を1件。
Web会議は、新型コロナウイルス感染拡大が
小康状態となった今にあっても、世の中的な動き…
当社におきましても例外ではなく、Web会議が
『顔を合わせ、額を突き合わせて』
行う打合せに変わり
徐々に『市民権』を得てきました(笑)。
もちろん、打合せを行うとなれば
その前には、資料の事前確認や
打合せシミュレーション
また終わった後には『議事メモ』の展開など
Web会議と言えども段取りは必要ですが、やはり
『往復の移動時間がない』
といった状況は違います…
そういった意味で、昨今の時間の使い方は
目に見えて、変わってくるようになりました。
今週は、お客様事業者様のご事情を鑑み
2社ほどの打合せを予定している以外は
『スケジュールなし』
といった、実質
『夏期休暇』
ではありますが(笑)
そのWeb会議1件は、急遽
設定させていただいた
京都市内在住の
当社ビジネスパートナー T氏との打合せ。
現在、T氏と共に
追いかけている案件において
問題が発生したことによる
対策会議の位置付けです。
まずは、あらためて
当該問題の共有化から…
その上で、問題発生に
至った経緯を議論しながら
その原因と考えられる
内容を探りました。
そして、その要因を
『真の原因』
と、仮に設定した上で
●当面の対応をどうするか
●再発防止に向け、どうするか
意見交換させていただきました。
【M&Aとは?】
M&Aは『Mergers and Acquisitions』の略で
『企業の合併と買収』を意味することばです。
M&Aを行う理由としては
(1)事業の拡大・縮小のため
(2)事業の効率化のため
(3)後継者問題の解決のため
といったものがありますが
これらの理由の中では
『事業の拡大・縮小のため』
という理由が一般的です。
またM&Aを活用すれば、事業を
短時間の内に、一気に拡大できる場合があります。
【M&Aのメリットとは?】
M&Aのメリットは、何といっても
事業のスピードアップです。
例えば、商品の販路を持たないメーカーが
販売会社とM&Aを行えば
短期間で販売網を獲得できます。
またM&Aによって、事業を拡大することができます。
とりわけ同業種あるいは近い業種のM&Aでは
事業規模の拡大が期待できます。
さらに、事業と事業の相乗効果を
見込むことができます。
例えば
技術開発力に強みを持つが販売力では劣る会社と
販売力に強みを持つが技術開発力が追いつかない会社と
合併する場合では
それぞれの弱点を補い合う相乗効果が期待できます。
【M&Aのデメリットは?】
もちろんM&Aにもデメリットはあります。
1つめは、企業体質や社風の違いによる
現場の混乱です。
例えば、合併した企業の文化・風土が
余りにも違うと
事業方針などの違いにより現場が混乱し
期待した効果が得られない場合があります。
また従業員のやる気を削ぐおそれもあります。
例えば、会社分割などによって
ある事業部門を別会社にして
他の会社に売却する場合などです。
当該事業部門に所属している従業員が
元の会社に対して高い忠誠心を持っていると
会社分割によって
やる気を失う可能性があります。
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編 集 後 記
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今日は新シリーズ
『事業再編の基礎知識』
の2回目として
『M&A』
について考えました。
明日は
『組織再編行為』
について見ていきます。
次回も、ぜひご期待ください!!
日本経営管理協会
中小企業活性化支援協議会
M&Aスペシャリスト 荒蒔 良和
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本日のポイント
●M&Aを活用すれば
短期間で、事業を拡大することができます。
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