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デイリーメルマガ【事業承継ことはじめ(2024年12月24日)】

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 事業承継   経営問題の1つとして認識しているが
  『何から手をつけていいか分からない』とお考えの事業所代表の方へ!!


 事業承継 ことはじめ( No.4021 )  2024年12月24日

          日本経営管理協会
          中小企業活性化支援協議会
          M&Aスペシャリスト      荒蒔 良和


     本日のエッセンス
      《 議事録の作成 》

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 こんにちは、荒蒔です。

 昨日は、埼玉県さいたま市へ…(笑)

 朝イチで、Web会議を1件。

 その後、移動して
 リアルな打合せを1件。 

 Web会議は、新型コロナウイルス感染拡大が
 小康状態となった今にあっても、世の中的な動き…

 当社におきましても例外ではなく、Web会議が
 『顔を合わせ、額を突き合わせて』
 行う打合せに変わり
 徐々に『市民権』を得てきました(笑)。

 もちろん、打合せを行うとなれば
 その前には、資料の事前確認や
 打合せシミュレーション

 また終わった後には『議事メモ』の展開など

 Web会議と言えども段取りは必要ですが、やはり
 『往復の移動時間がない』
 といった状況は違います…

 そういった意味で、昨今の時間の使い方は
 目に見えて、変わってくるようになりました。

 その間をぬって

 スリランカは、コロンボ市内に
 拠点を構えるロータリークラブの1つ

 コロンボ・メトロポリタンRC
 (https://rotaryclubofcolombometropolitan.org/)
 メンバーとのWeb会議に臨みました。

 (さいたま市とコロンボ市との時差は、3時間30分…
 コロンボ市にて9:30、さいたま市にて13:00からの
 開始とさせていただきました)

 昨日の議題は
  【グローバル補助金プロジェクトの共同実施】

 国際ロータリーでは
  『世の中を良くする』
 ため、国際的なロータリー活動の
 資金として集まった

 全世界のロータリアンからの寄付を
 効果的に配分していますが

 その中で、非常に重要な位置づけとなるのが
  『補助金(地区補助金・グローバル補助金)』
 といった形での配分…

 本補助金を使っての人道的な奉仕活動や
 職業研修活動を各クラブが行うにあたって
 配分されるものです。

 加えて、グローバル補助金
 プロジェクトにおいては

 海外のロータリークラブとの
 共同実施が必須…

 昨日のWeb会議も、こうした条件を背景とし
 実施させて頂いた次第です。

 スリランカの人口は、約2,200万人

 この内、75万人以上が
 首都であるコロンボ市に住んでいます。

 同国の識字率は、92%と比較的高く
 その無償教育制度により
 初等教育へのアクセスは広く普及しています。

 しかし、専門医療へのアクセスは
 コロンボ市のような都市部に集中…

 地方では、適切な医療インフラが
 不足していることが多く

 このため、家族は、患者の
 命を救う治療のために都市部まで
 行かざるを得ません。

 こうした都市部に集中している
 病院の1つが

 コロンボ市内に拠点を構える
 レディ・リッジウェイ病院…

 同国 最大の小児病院であり
 
 複雑な、小児心臓疾患に対応できる
 数少ない病院の1つです。

 しかしながら、同病院と言えども
 高度な医療機器とリソース不足により

 命を救う心臓手術と処置の需要を満たすのに
 苦労されているのが現状…

 この結果、先天性心疾患を持つ
 何千人もの子供たちが
 待機リストに載っており

 その多くが、適切な治療を受けられない
 リスクにさらされています。

 こうした状況を鑑み、まずは
 同病院への医療機器寄贈を
 行おうとするのが
 本プロジェクトの趣旨…

 ニーズの調査・結果
 そして、それらをふまえ
  『どう、ニーズを特定したか』

 本プロジェクト終了の後も
 実施地において
 独自に継続できる(持続可能性)ために
  『どのような施策を施すか』

 など、グローバル補助金プロジェクトの
 申請にあたっては
 必須とされる内容に対し

 これまで、メールベースで
 やり取りしてきた“成果”を集大成すべく

 同プロジェクト申請書を共有の上
 当該事項を記載していくことで

 申請書ドラフトを創り上げました。




  

 【何のために議事録を作成するのか】

 株主総会や取締役会が開催された場合
 会社は議事録を作成しなければなりません。

 議事録とは、議事の経過の要領・結果
 場合によっては
 出席した役員の発言内容などについて
 記録したものです。

 会社法は、株主総会・取締役会・監査役会といった
 会議が開催された時には
 議事録を作成することを義務づけています。

 したがって会社は
 会社法その他法令にしたがって
 適法な議事録を作成する必要があります。

 【議事録の備置義務と閲覧・謄写請求】   

 会社法は、作成した議事録について
 備置義務を規定しています。

 この議事録は、株主など一定の者は
 閲覧・謄写の請求をすることができます。

 (1)株主総会議事録
   
   株主総会開催の日から
   原本を10年間、本店に備え置かなくては
   なりません。
   (支店備置の場合は、5年間です)

 (2)取締役会議事録

   取締役会の日から10年間
   本店に備え置かなければなりません。

 (3)監査役議事録

   監査役会の日から10年間
   本店に備え置かなければなりません。
  
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           編 集 後 記
 ---------------------

 今日は
  『議事録の作成』
 について考えました。

 明日は
  『議事録作成の手順』
 について見ていきます。
   
 次回も、ぜひご期待ください!!

 日本経営管理協会
 中小企業活性化支援協議会
 M&Aスペシャリスト      荒蒔 良和

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本日のポイント

 ●商業登記申請や閲覧・謄写の
   請求を受けた時に備え
  株主総会や取締役会の開催後
   会社は、議事録を作成します。  

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