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デイリーメルマガ【事業承継ことはじめ(2024年10月12日)】

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 事業承継   経営問題の1つとして認識しているが
  『何から手をつけていいか分からない』とお考えの事業所代表の方へ!!


 事業承継 ことはじめ( No.3948 )  2024年10月12日

          日本経営管理協会
          中小企業活性化支援協議会
          M&Aスペシャリスト      荒蒔 良和


     本日のエッセンス
      《 発起設立と募集設立 》

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 こんにちは、荒蒔です。

 昨日は、埼玉県さいたま市へ…(笑)

 Web会議を2件。

 その間をぬって、移動し
 リアルな打合せを1件。

 Web会議は、新型コロナウイルス感染拡大が
 小康状態となった今にあっても、世の中的な動き…

 当社におきましても例外ではなく、Web会議が
 『顔を合わせ、額を突き合わせて』
 行う打合せに変わり
 徐々に『市民権』を得てきました(笑)。

 もちろん、打合せを行うとなれば
 その前には、資料の事前確認や
 打合せシミュレーション

 また終わった後には『議事メモ』の展開など

 Web会議と言えども段取りは必要ですが、やはり
 『往復の移動時間がない』
 といった状況は違います…

 そういった意味で、昨今の時間の使い方は
 目に見えて、変わってくるようになりました。

 そのWeb会議2件の内、1件は
 先日、当社にアクセスいただいた
  【株式会社つなぐコンサルティング】様
   (https://tsunagu.inc/)
 との協業に関する打合せ。

 同社は、2013年11月の設立…

 現在、東京は渋谷区代々木に
 本社を構えておられます。

 金融事業者向けのマーケティング支援を目的に
 
  『M&A、投資信託、不動産、保険など
    金融業界における
   デジタル技術を活用した変革を実現することで
    顧客体験を向上させると共に
   資産形成と経済成長を支援します』
 をミッションとして設立された事業者様…

 M&A仲介事業には、2018年から
 参入されたとのことでしたが

 仲介事業そのものを手掛けておられるのではなく

 これまで培ってこられた広告宣伝ノウハウ
 SNSを駆使してのマーケティング戦略によって集めた
 企業あるいは事業を売却したい
 との事業者代表のニーズを

 M&A仲介業者にマッチングさせることを
 生業(なりわい)とされておられる
 とのことでした。 

 そうした同社様と、果たして
 どのような協業が実現できるのか…

 Web越しではありましたが
 膝詰めで、議論させていただきました。




 【発起設立・募集設立とは?】

 株式会社の設立方法には
  ☆発起設立
  ☆募集設立
 があります。

 『発起設立』では
 会社設立の企画者である発起人が
 設立の際に発行する株式のすべてを引き受け
 会社設立後に株主となります。

 これに対して『募集設立』とは
 発起人は、設立の際に発行する株式の
 一部を引き受けるだけで
 残りの株式については
 外部に対して引受人の募集を行います。

 そして、この募集に応じた株式引受人が
 発起人と共に
 会社設立時の株主となります。
 
 【発起設立と募集設立の手続き】
 
 会社設立のためには
  ☆出資者となる株主の確定
  ☆出資による会社財産の形成
 が必要です。

 そして、株主の確定として
 まず株式の引受けが必要です。

 発起設立の場合
 発起人が全部の株式を引き受け
 出資額全額の払込みをします。

 一方、募集設立の場合には
 発起人が最低1株ずつを引き受けて
 出資を履行し
 他に株主となる人を募集する必要があります。

 募集設立の場合には
 このように出資が履行された後
 創立総会が招集されます。

 創立総会は、設立中の会社の議決機関で
 発起人を含めた株式引受人から構成されます。

 これは、設立後の会社においては
 株主総会にあたるものです。
 (株式引受人は、会社が成立すると同時に
 株主となります)
 
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           編 集 後 記
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 新シリーズ
  『株式会社の設立手続き』
 の3回目
  『発起設立と募集設立』
 について考えました。

 明日は、いよいよ
  『株式会社の設立手続き』
 について見ていきます。 
 
 次回も、ぜひご期待ください!!

 日本経営管理協会
 中小企業活性化支援協議会
 M&Aスペシャリスト      荒蒔 良和

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本日のポイント

 ●『発起設立』あるいは『募集設立』によって
   株式会社を設立し
  会社の実体形成ならびに
   法人格を取得することが必要です。

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