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事業承継 経営問題の1つとして認識しているが
『何から手をつけていいか分からない』とお考えの事業所代表の方へ!!
事業承継 ことはじめ( No.3514 ) 2023年8月5日
日本経営管理協会
中小企業活性化支援協議会
M&Aスペシャリスト 荒蒔 良和
本日のエッセンス
《 発起人と会社設立 》
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こんにちは、荒蒔です。
昨日は、埼玉県上尾市および鴻巣市へ…
リアルな打合せを2件。
その後、同県さいたま市へ戻り
Web会議を1件。
Web会議は、新型コロナウイルス感染拡大が
小康状態となった今にあっても、世の中的な動き…
当社におきましても例外ではなく、Web会議が
『顔を合わせ、額を突き合わせて』
行う打合せに変わり
徐々に『市民権』を得てきました(笑)。
もちろん、打合せを行うとなれば
その前には、資料の事前確認や
打合せシミュレーション
また終わった後には『議事メモ』の展開など
Web会議と言えども段取りは必要ですが、やはり
『往復の移動時間がない』
といった状況は違います…
そういった意味で、昨今の時間の使い方は
目に見えて、変わってくるようになりました。
当該Web会議の1件は、8月2日(水)~3日(木)と
リアル会議を行った、京都在住メンバーとの打合せ。
一昨日、ある大手化粧品会社役員との
打合せ結果を受け、急遽、設定させていただいた次第です。
同役員は、現在、当社にて、売り手側FA(※)として
支援させていただいている
ECサイト運営事業者の売却ご希望案件に対する
カウンターパートナー(買収希望事業者)として
名乗りを上げていただきましたが
(※)ファイナンシャルアドバイザー(FA:Financial Adviser)
「譲受企業(買い手)」
もしくは
「譲渡企業(売り手)」
のどちらかにつくM&Aのアドバイザーのこと。
M&Aの計画から交渉、スキーム立案・クロージングまでの
幅広い範囲でアドバイスを行い、M&A実行の支援を行う。
本件に関しては、当該の京都在住メンバーとも
やはり、カウンターパートナーとして協議させて頂いてきましたので
立場的に
『公平』
を期す意味合いから、条件交渉協議をさせていただきました。
当該ECサイトは
『美と健康』
を大切にされている、”大人女子”たちから支持されている
年商1億2千万円超のオンラインショップ…
主に、スキンケア商品やシャンプー、そしてサプリメントなどの
いわゆる、リピート率の高い商品を販売されておられます。
ただ、現代表者様ご事情により
本事業を、運営会社ごと、手放さなくなったとのことで
当社にお声がけいただいたことが、本案件のきっかけ…
当該の京都在住メンバーは、当社ビジネスパートナーでもありますが
当然のごとく、同役員との
協議状況を共有するわけにはいきません…が
一方で、一昨日の状況を念頭に
条件交渉協議をさせていただきました。
【ルールを定め、人とお金を集める】
今日から新シリーズ
『株式会社の設立手続き』を開始します。
1回目の今日は
『発起人と会社設立』について考えます。
株式会社を設立するためには
人とお金を集め
団体としての会社の実体を作り
登記をすることが必要です。
団体としての会社の実体は
☆定款作成
☆出資者の確定
☆会社機関の具備
☆会社財産の形成
などによって出来上がります。
そして最後に
☆設立登記
すなわち、会社の設立を
多くの人に知らせる公示手段
が必要となります。
【発起人の意義】
株式会社を設立するには
設立手続きを実際に行う『発起人』を
必要とします。
発起人というのは
定款に発起人として署名した者のことです。
会社を、どのような事業目的のために設立するかは
もっぱら発起人の意図次第です。
発起人は、株式会社が営む事業の中心人物であり
設立事務を行います。
【会社設立前は設立中の会社】
会社は設立登記によって成立しますから
登記前には、会社は存在しません。
しかし会社は
登記によって突如出現するのではなく
開業のための準備行為を経て
段階的に実体が形成されていくものです。
そこで、発起人の会社の設立に必要な
行為によって取得された権利義務が
成立後の会社へ
当然のこととして移転することを
説明するために考えられたのが
『設立中の会社』
という考え方です。
【発起人は1人以上必要】
会社を設立するには
定款の作成から登記まで
さまざまなことを決め
多くの手続きを行う必要があります。
この手続きを行うのは当然
会社設立の企画者です。
会社設立の企画者は発起人とよばれ
設立の手続きを行うとともに
会社に出資し、株式を引き受けます。
この際、引き受けられた株式の総額が
原則として資本金になります。
発起人は株式を引き受けることで
会社の持ち主になります。
通常は、発起人が発行される
すべての株式を引き受けますが(発起設立)
発起人以外の者が
株式を引き受ける(募集設立)こともあります。
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編 集 後 記
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今日から新シリーズ
『株式会社の設立手続き』
です。
1回目の今日は
『発起人と会社設立』
について見てきました。
明日は新シリーズの2回目
『預合いと見せ金』
について考えます。
次回も、ぜひご期待ください!!
日本経営管理協会
中小企業活性化支援協議会
M&Aスペシャリスト 荒蒔 良和
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本日のポイント
●『発起人と会社設立』は、設立中の会社で必要なことです。
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