日本語 English 中文
Create tomorrow

デイリーメルマガ【事業承継ことはじめ(2023年3月17日)】

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 事業承継   経営問題の1つとして認識しているが
  『何から手をつけていいか分からない』とお考えの事業所代表の方へ!!


 事業承継 ことはじめ( No.3373 )  2023年3月17日

          日本経営管理協会
          中小企業活性化支援協議会
          M&Aスペシャリスト      荒蒔 良和


     本日のエッセンス
      《 株式会社の設立手続き 》

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 こんにちは、荒蒔です。

 昨日は、埼玉県さいたま市へ…(笑)

 Web会議を2件。

 新型コロナウイルス感染拡大が
 いまなお続く中にあって、いまや世の中的な動き…

 当社におきましても例外ではなく、Web会議が
 『顔を合わせ、額を突き合わせて』
 行う打合せに変わり
 徐々に『市民権』を得てきました(笑)。

 もちろん、打合せを行うとなれば
 その前には、資料の事前確認や
 打合せシミュレーション

 また終わった後には『議事メモ』の展開など

 Web会議と言えども段取りは必要ですが、やはり
 『往復の移動時間がない』
 といった状況は違います…

 そういった意味で、昨今の時間の使い方は
 目に見えて、変わってくるようになりました。

 その間をぬって、東京は中央区晴海へ…

 かつて当方が、講師を務めさせていただいた
 S氏との打合せに臨みました。

 彼は、お父様が創業された
 不動産業を承継されたことに加え

 現在は、経営コンサルティング業務
 そして、M&Aアドバイザリー業務も行っておられます。

 日本の大学を卒業後
 国内企業に就職することに飽き足らず
 単身、渡米…

 大学時代に、ある御縁でお知り合いになられた

 米国はハワイ州にて、不動産事業者様の
 顧問をされておられる米国公認会計士を頼り

 同会計事務所で働きながら
 ハワイ州にて、経営学修士(MBA)ならびに
 米国公認会計士を取得された努力の方です!!

 そのような素晴らしいキャリア
 専門性をお持ちながらも

 全然、『上から目線』がないのが
 素晴らしいところ…

 先般のセミナー後も、早々にご挨拶に見えられ
 お互いの自己紹介を交わした上で

 後日の打合せを約し、その日は終了となりました。
 
 そして昨日、伺ったところでは…

 帰国後も、同会計士とのつながりは続き
 ハワイ州の不動産案件に対する

 買収あるいは投資にご関心がある
 日本人はいらっしゃるか…との問合せがあるとのこと。

 不動産業でのご活躍から
 本格的に、M&Aアドバイザリー業務を手掛けたいとの
 ご趣旨を伺った上で

 昨日の打合せをスタート…

 まずは、現在の彼のご活躍状況を伺い
 その中で、協業できそうなポイントを挙げた上で

 一つひとつ、条件面での精査を加えていきました。 




 

 【設立手続きの流れ】

 発起設立の方法で会社を設立する場合には、通常
 以下のような手順をふみます。

 (1)起業の決定
 (2)定款の作成
 (3)株式発行事項の決定
 (4)金銭の払込み
 (5)役員の選任
 (6)役員による調査
 (7)設立登記

 (1)起業の決定
   個人事業者として起業するか
   会社として起業するか
   も含めて決定します。
   会社設立後の青写真を作っておくことが
   重要です。

 (2)定款の作成
   会社の目的
   商号(会社の名前)
   本店(本社)所在地
   資本金額
   などを記載した定款(会社の根本ルール)
   を作成、公証役場(法務局)に行って
   公証人に定款を認証してもらいます。

 (3)株式発行事項の決定
   株式の引受数、金額など株式発行事項を決め
   発起人が、株式を全部引き受けます。
   引き受けたことの証明として
   株主名簿(引き受けた株式数を記載した帳簿)
   に記載します。

 (4)金銭の払込み
   発起人が数名の場合
   発起人の中から代表者を選び
   その者の銀行口座に振り込みます。
   (発起人が1人の時は、自分の口座に振り込みます)

 (5)役員の選任
   取締役や監査役といった役員を選任します。
   1人で会社を設立する場合、自分が取締役になります。
   なお定款で取締役を定めていれば
   新たに取締役を選任する必要はありません。

 (6)役員による調査
   選任された役員は
   金銭の払込みがなされているか
   会社の設立手続きに法令違反がないか
   などをチェックします。

 (7)設立登記   
   登記とは、会社の情報を登記簿という
   法務局にある公募に記録するもので
   法務局に申請書を提出することで行います。
   申請書には
   会社の目的
   商号(会社の名前)
   本店(本社所在地)
   資本金額
   などを記載します。

 【商号の決定と類似商号の調査】

 設立にあたって会社は
 その名前(商号)を決める必要があります。

 商号は会社の名前ですから
 他の会社の商号と同じか類似していると
 混乱が生じます。

 そのため同一住所(当該法務局の管轄エリア内)で
 同一商号の登記をすることは禁止されています。

 同一本店所在地に同一の商号があるか否かは
 法務局に備えられている商号調査簿で
 調査をする必要があります。

 また、まったく同じ商号でないとしても
 他社と酷似をした商号を用いると
 不正競争防止法により
 商号使用の差止請求を受ける可能性があるので
 注意する必要があります。
      
 ---------------------
           編 集 後 記
 ---------------------

 今日は『株式会社の設立手続き』について考えました。

 明日は
 『定款の記載事項』
 について見ていきます。

 次回も、ぜひご期待ください!!

 日本経営管理協会
 中小企業活性化支援協議会
 M&Aスペシャリスト      荒蒔 良和

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

本日のポイント

 ●起業の決定から定款の作成まで
  設立手続きにあたっては
  全体の流れをつかんだ上で
  モレがないよう
  手続きを進めることが必要です。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

          事業承継 ことはじめ

--------------------------------

   発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/

   ●メールアドレスの変更は次のURLをクリックしてください!!

    ⇒ http://www.mag2.com/m/0001625653.html

   ●バックナンバー閲覧は次のURLをクリックしてください!!

    ⇒ http://www.mag2.com/m/0001625653.html

   ●購読停止は次のURLをクリックしてください!!

    ⇒ http://www.mag2.com/m/0001625653.html

--------------------------------

     合同会社ポイントガード

    公式ホームページ ⇒ https://pointguard.co.jp/

  フェイスブック  ⇒ www.facebook.com/aramaki.pointguard

--------------------------------

     事業承継は、単に一企業だけの問題ではありません。 国の経済
     力を維持し、雇用を守るために重要な経営活動です。

     ポイントガードはお約束します!
     貴社の暖簾を、貴方と共に、次世代へ伝えることを!!

     ポイントガードはお約束します!
     貴方の事業承継を、貴方と共に、真っ向から取り組むことを!!

     伝えます! 貴社の暖簾を 次世代に!!

     合同会社ポイントガードです!!

--------------------------------

     ☆一貫したサポート
       事業承継に特化し、戦略検討から計画実行支援まで、一貫した
       サポートを提供します!!

     ☆一本化したサポート
       問合せ窓口を一本化、ブツ切り対応ではない、トータルでの
       サポートを提供します!!

--------------------------------

     ★事業承継の戦略検討サポート
       -現状の把握-
       -課題の把握-
       -対策の立案-
       -事業承継方針の決定-

     ★事業承継計画の作成サポート

     ★事業承継計画の実行サポート

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Translate »