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デイリーメルマガ【事業承継ことはじめ(2022年8月5日)】

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 事業承継 - 経営問題の1つとして認識しているが
  『何から手をつけていいか分からない』とお考えの事業所代表の方へ!!

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 事業承継 ことはじめ( No.3150 )  2022年8月5日
 
          日本経営管理協会
          中小企業活性化支援協議会
          M&Aスペシャリスト      荒蒔 良和

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     本日のエッセンス
      ~ 株式の消却・併合・分割 ~

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 こんにちは、荒蒔です。

 昨日は、埼玉県さいたま市へ…(笑)

 Web会議を2件。

 新型コロナウイルス感染拡大が
 いまなお続く中にあって、いまや世の中的な動き…

 当社におきましても例外ではなく、Web会議が
 『顔を合わせ、額を突き合わせて』
 行う打合せに変わり
 徐々に『市民権』を得てきました(笑)。

 もちろん、打合せを行うとなれば
 その前には、資料の事前確認や
 打合せシミュレーション

 また終わった後には『議事メモ』の展開など

 Web会議と言えども段取りは必要ですが、やはり
 『往復の移動時間がない』
 といった状況は違います…

 そういった意味で、昨今の時間の使い方は
 目に見えて、変わってくるようになりました。

 その後、同じ さいたま市内を移動し
 当方が所属する さいたま欅ロータリークラブの
 準備会合へ出席…

 当クラブが所属する
 国際ロータリー第2770地区(埼玉県の南西エリア)
 では、4年前から
 『クラブ戦略計画の策定』
 を推奨しています。
 (民間企業で言えば【中期経営計画】にあたるものでしょうか)

 毎年7月から翌年6月までの1年間を
 任期として

 毎年、役員体制が変わる国際ロータリーにおいては
 どうしても、短期的な視点に立ちがちとなります。

 各クラブにおける多くの活動も
 これまで継続してきているものは
 (その年度における意義を余り掘り下げることなく)
 そのまま継続されることが多く

 また、新たに始める活動も、その年度の
 クラブ会長(クラブの総括責任者)の意思が
 強く反映され

 『クラブとして、どういった方向に進んでいきたいのか』
 という中期的、長期的な視点に立って

 現在行っている活動を継続すべきか
 あるいは停止すべきか

 また、クラブとしての方向性を鑑み

 どのような活動を行い、そして、その活動を
 “育てて”いくべきなのか

 といった考え方が
 余りなされないという課題がありました。

 当クラブもまた然り…

 そこで、4年前の、当地区から
 『クラブ戦略計画の策定』
 が推奨されたことを機に

 “0年目”として、取り敢えず
 クラブ戦略計画なるものを策定して
 1年間、試行…

 そして、その年度の終わりには
 “0年目のクラブ戦略計画”
 を総括して

 その後、次年度以降に向け
 3年間のクラブ戦略計画を策定の上

 これまで、クラブ運営および活動展開を
 行ってきました。

 昨日の準備会合は、こうして行ってきた
 クラブ戦略計画が最終年度を迎える機を捉え

 あらためて、この2年間の総括と
 3年目への課題とその対策について協議し

 『3年目』を、力強く歩み出そうとの趣旨で
 行われたもの…

 最初は、ブレーンストーミング的に
 自由に意見を出し合い

 その内容をグルーピングし、課題としてまとめ
 それを対策するためにはどうするかを議論…

 そして、その対策を優先順位づけした上で
  『3年目のクラブ戦略計画』
 として、共有しました。
 





 【株式の消却】

 現在の会社法における『株式の消却』とは
 会社が、株主から株式を取得した上でなされる
 自己株式の消却を意味します(178条1項)。

 会社は自己株式の取得手続にしたがった上で
 取締役会設置会社であれば
 取締役会の決議で、株式を消却することになります。

 【株式の併合】

 『株式の併合』とは、数個の株式を合わせ
 それよりも少数の株式とすることをいいます。

 株式の併合は、株主の利益に重大な影響を与えるので
 会社法では、株主の利益を保護するための規定
 すなわち株主総会の特別決議を要求し
 取締役に、株式併合を必要とする理由を
 開示する義務を課しています。

 【株式の分割】

 『株式の分割』とは、既存の株式を細分化して 
 以前よりも多数の株式とすることをいいます。

 株式の分割は、1株あたりの株価が
 高騰した場合に株価を引き下げ
 一般の小口投資家の株式購入を容易にし
 また株式を譲渡しやすくする効果があります。

 資本の額は変更されず
 新株の無償での発行という形で
 既存株主に対し、持株数に応じて交付されるので
 その利益に実質的な影響はありません。

 そのため、都度、株主総会の決議によって
 決定することができます。
 

      
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           編 集 後 記
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 今日は
 『株式の消却・併合・分割』
 について考えました。

 明日は
 『株主総会のしくみ』
 について見ていきます。

 次回も、ぜひご期待ください!!

 日本経営管理協会
 中小企業活性化支援協議会
 M&Aスペシャリスト      荒蒔 良和

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本日のポイント

 ●株主総会とは、その会社の
  基本的な方針や重要な事項を決定する
  非常に重要な機関です。
  昨今、コーポレートガバナンスを推進し
  開かれた株主総会を目指す会社が
  多くなっています。

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              事業承継 ことはじめ

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